カイシンノステミ

毎月100冊以上の漫画&小説を読みながら発達障害でわちゃわちゃしています

【無双モード入りました】「まくむすび」2巻がリューグーちゃん大活躍&芝居も本格的で激ヤバになってきた件【ネタバレ感想】

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一巻からヤバいヤバいって言ってましたけど。

二巻になったらヤバさが加速しすぎなんですけど。

今回は私のリューグーちゃんが大活躍なので、大いにネタバレして紹介させていただきます!

未読の人はお気をつけくださいませ!

「まくむすび」ってなに?って人は、こちらで1巻を紹介しているので是非読んでみてください。

それじゃあ!行ってみよう!

「まくむすび」2巻 あらすじ

楽天ブックス まくむすび 2(ヤングジャンプコミックス)

“舞台"に立つ、ということ──
演劇部に入部した土暮咲良は、“むすび"という部名を授かり、「高校演劇」の世界へと足を踏み入れる。他校との合同発表会「あおはるマルシェ」に向けてオリジナル戯曲での練習を始める中、思いも寄らぬトラブルが…果たして無事に本番を迎えることができるのか──!?
「高校演劇」部活物語開演のベルが鳴る第2巻!
引用:楽天ブックス 

いよいよオリジナル戯曲へ向かう「まくむすび」2巻!

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1巻で吹っ切れたむすびちゃんは、もうこんな質問におどおどしません!

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見てくださいよ!この堂々とした姿を!

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そして役者サイドの面々が脚本の「書き直し」を待ちつつお芝居の練習に精を出す最中!

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ついにオリジナル戯曲の完成!

 

そしてその後、2巻ではこの「オリジナル戯曲」を中心に結構な数のトラブルが巻き起こります。

 

もちろんそのエピソードのひとつひとつも素敵なんだけど

何と言ってもオリジナル戯曲のクオリティの高さね。

 

マジでコレはビビるを通り越してバビるので、是非みなさん何も知らずに読んでほしい!

ここから先はネタバレを含む感想になるので、まだ読んでない人は今すぐアマゾンでポチってしまいましょう。

 

マジで損しないからコレ。

【ネタバレ小】2巻の主役は我が愛しの可愛い『リューグー』ちゃん!

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そして!2巻の主役はなんといっても私の推しメン「リューグー」ちゃん!

一番右の子です!

 

ソバカスが素敵な「お菓子が食べれる」っていうだけで演劇部に入ってしまったリューグーちゃん。

この2巻で彼女は、自分自身と葛藤しながら徐々に演劇に向き合っていきます。

っていうのも、今回の彼女の役柄は「タバコを吸うサラリーマン」という女子高生からは程遠い役。

 

オリジナル戯曲の内容自体も

「一服しているサラリーマンと電車の遅延で遅刻中のJKがおしゃべりする」

っていう、大きなヤマ場もないこれまたエグいもので
(こんなの書いちゃうJK脚本家すごいよね)

「いやー、これどうなるものかなー」と思っていたら

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おじさん泣いちゃった。

 

このセリフの底力よ。

 

そして、おじさんは一言ちゃんと言いたい。

 

「まくむすび」はオリジナル戯曲自体のクオリティがちゃんとしすぎよ。

「スゴさ」を描くのから逃げないのが『まくむすび』のスゴイところ

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音楽とか絵とか何かの作品を題材にしたマンガって物語自体は面白かったりしても、その「題材自体」がどうスゴイのか作品中で語らない(描かない)のが多く

「いや天才なのはわかったけど、どうスゴイんだよそれは!」

ってなっちゃうのがちょいちょいあるんですよ。(っていうか結構多い)

 

ネガキャンになりそうだからあんまりいい例えじゃないけど、小説を題材にしてる「響~小説家になる方法~」とか 

「主人公が天才なのはわかったから早く主人公の書いた小説読ませてよ!」

ってなるし、同じ小説が題材の「乙女文藝ハッカソン」は

小説の内容も出るんだけど「スゲェ!!」までにはなれない感じ。
(と言っても「乙女文藝ハッカソン」は違う視点の面白さがあるのでオススメでっせ)

 

そんな中で「まくむすび」は、主人公が脚本を書いていることもあってか正面から

「こんなお芝居ですよ!」

ってちゃんと内容も全部描いてくれて、しかもそのクオリティが高い高い。

読んでるこっちも「こりゃあすげぇわ」って思いっきり共感できる。

 

「保谷伸氏スゴイなー!すっごいセンスもってんなー!」

 

ってすっごい感動と感心したんだけど、こんな一言で片付けちゃ失礼になってしまうくらい、保谷伸氏は考えに考え抜かれてやっていらっしゃるっぽいです。

【ネタバレ大】「まくむすび」のこの完成度とリアリティは『鬼のような取材と参考文献の賜物』

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2巻の「あとがき」まで読むとわかるんですが

参考文献と取材がエゲツないほど鬼。 

 

マジでちょっと読んでみて。

自分だったらゲボ吐きそうなくらいだから。

 

すっげぇエグい量の参考文献を読んで、様々な地方の演劇部まで取材に行きまくって。

その結果があのシーンやお芝居につながっているかと思うと、マジで頭が上がりません。

 

いや本当に「今もっとも熱く創りたくなるマンガ」ですよ。

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舞台「けむり」のラストでジャス子が客席から登場するこのシーンとか 

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客席からこんな声上がるけど、マジでこれ超危険な演出だしね。

 

一歩間違えたら大火傷で客席一気に冷え込むパターンですからねコレ。

 

こういうのも読みながらコッチが『ヤバイって!その演出ヤバイって!』ってなってるのを、見通してか見通してないのかわかりませんが

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しっかり戯曲を描いて黙らしちゃうんだからほんとスゴイ。

 

しかもそこからのこのシーンでしょ。

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いやマジで無双モードですって。

 

ちなみに、私は単行本派なんですが 「まくむすび」だけは今リアルタイムで最新話まで追っちゃっています。

 

2巻読み終わって「あーこれどうなるの?!」って思っているあなた。

マジで超順調に面白くなり続けちゃってるから安心して3巻を一緒に待ちましょう。

 

次に活躍するのは「あいつ」ですよ。

泣けるぞこのやろう。

「まくむすび」2巻がリューグーちゃん大活躍&芝居も本格的で激ヤバになってきた件 まとめ

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というわけで、滅多に1巻以降は記事にしたりしないのですが、あまりの無双モードにテンション上がって今回再び紹介させていただきました!

 

いやほんとに今超熱いマンガの一つだと思いますよ「まくむすび」。

「まくむすび」と「チェンソーマン」はマジで期待しまくっちゃうもんなぁ。

 

みなさんも気になったらこちらから試し読みできるので、是非いちど読んでみてください!

それでは!また!