カイシンノステミ

毎月100冊以上の漫画&小説を読みながら発達障害でわちゃわちゃしています

【ジブンガタリズ】ルムちゃんが発達障害だって判明したらへんの話

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いやーんみんなのルムちゃんだお★

 

みんなアンケート本当にありがとねー!

 

アンケートはまだ途中だけどもね。

今回は発達障害の人なんかと電話や会って話ししたりする時にさ。

高確率で聞かれることを書いてみちゃおうと思うよ!

 

その名も

ジブンガタリズでございます。

 

実際にお話ししたときによく聞かれるのがね。  

  • どういう風に発達障害に向き合ってそういう考え方になったんですか?
  • 今まで何を勉強してきたんですか?
  • なんでそんなにポジティブなんですか?

とかとか、マジでけっこう聞かれるのよね。

 

いや、アタシ自身は全然ポジティブなつもりはないんだけどもさ。

 

実際、アンケートでもそこそこ要望もあったし

私自身も質問されたりしたときにさ

ちゃんと思い出せないことが多かったのもありまして。

 

で、今回のこの自分語りのシリーズでね。

私自身もちゃんと今までのことを思い出して考え直しつつ 

  • どういう流れで私が今の考え方になったのか
  • 今まで発達障害に対してどう取り組んできたか
  • 発達障害に向き合っていった事柄の順番

 っていうのが皆様にお伝えできたら良いなぁと。

 

まぁこのシリーズを一回書き上げちゃえばさ。

同じ質問をまた誰かにいただいた時にさ。

 

このシリーズの記事を読んでくれれば一目瞭然よ★

って言えるから楽だしね。

 

と、いうわけで。

実際記憶からすっ飛んでしまってることも多々ありますが

ちょっくらゲボ吐きがてら語っていこうと思います。

 

あのね、ルムちゃん。

普通にゴミ人間だからね。

  

【~31歳】バンドマンだからオカシイの?【2015】

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今回はちょっとあまりにも自分のことすぎて恥ずかしいので

こちらをBGMがてらに流しながら

ゆったりと読んでいただけたらと思います。

 

さてさて、思い出したくないことも思い出しつつ

自分語りをさせていただきたいのですが 

本編の発達障害モードのお話に行く前にですね。

 

ちょっとその前のこともお話しさせてもらって良い?

 

じゃないとさ。

いろいろちゃんと伝わらないと思うのよね。

 

あのね、私、今でこそハゲているけれども

ちゃっかりバンドマンだったりしてたのですよ。

 

こんな感じのまぁ、いわゆる

「本気でやってるバンドマン」でございまして。

 

高校もロクに行かずにさ

ずっとバンドばっかやってたのよ。

卒業はギリギリできたんだけどね。

 

そんで、そのまま音楽スタジオでバイトしながらさ。

そのあともずっとバンドをやってたんですよに。

 

だから音楽のこと以外は

まったくの世間知らずでございまして。

 

そうなるとさ。

どういう人間に仕上がってしまうかと言いますと。

 

【ダメ人間】金なし暇なし常識なしのヘリクツ野郎

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もうダメ人間ですわ。

 

バイトからレコーディングエンジニアに仕事が格上げされてもさ。

給料は10万に行くか行かないかくらいだし。

そこから自分のライブ代や機材代やらで使っちゃうわけで。

 

そらもう借金はあれど暇もないし

パンク出身なだけありましてと言いますか

常識も社会性のへったくれもありませんがな。

 

そのくせ曲なんか書いてるもんだからさ。

人の話は受け入れないし屁理屈言うし

今思うと絶対友達になりたくないね。

 

なんだけんども、まぁ私の音楽について信用してくれたっつーかさ。

アメリカツアーがNGになってバンド解散して

いやぁこれから音楽はどうやっていきましょうかねーって時にね。

 

一緒にダンスミュージックをやってくれる相方が登場してくれたのよ。

 

コレが2012年の出来事で

ユニットを結成してそのまま2015年になるまでは

自分的にはなんも問題もなく活動していた

 

つもりでした。

 

【~32歳前半】バンドマンつっても度が過ぎる【2016】

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ほいでさ、この相方っていうのが

ものすごく聡明な人でありまして。

 

「マジで売れる音楽をやりましょう」って

めっちゃくちゃ作戦をしっかり組んでくれたのね。

 

ぶっちゃけ今思っても素晴らしい作戦だったし

本当にこの相方はすごかったのよ。

 

しかも、バンドマン出身じゃないから

めっちゃくちゃ常識もあってしっかりしててさ。

 

あー、これだったら私は音楽に集中していけば絶対うまくいくな。

 

って思ってたの。

 

【疑惑の始まり】少しづつ異常な状態だと相方が気づく

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だけんども!

 

今ではもうお分かりの通り。

アタクシ、発達障害でございまして。

 

二人で密に話し合って行動を起こしていくにつれ

私の異常行動が徐々に徐々に露呈していくわけですな。

 

発達障害っていわゆる「友達レベル」の関係だとさ。

なかなか判明もしづらいんだけども。

 

夫婦だったりパートナーみたいな密な関係になると

だんだん深く相手のことを知るようになってきて

何かおかしい部分が徐々にハッキリしてきちゃうじゃない?

 

そんで、最初こそ相方も

「まぁ、バ、バンドマンって常識ないよね……」

って多めに見てくれてたんだけども

 

発達障害はそんな範疇を余裕でブチ抜くじゃない?

 

最初の頃つってもさ。

2012年から一緒にやってるわけで

この時点で3年間も私に付き合ってくれてるのさ。

 

3年間も無理だろーこんなやつと一緒になんかやるの。

 

曲作りも話し合ったことと全然違うことをやり始めるし

プロジェクトに対する資金も全く貯金できないし

約束の時間には全く登場もしてこないワケですよね。

 

えぇ、私が。

 

そうなってくると当たり前だけどもさ。

ついに相方にも我慢の限界が到来するわけですわ。

 

【やっとです】自分の異常性に気づき始める中年ルムちゃん

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そう、めっちゃ怒られました。

 

もうスンゲー怒られた。

19時から26時くらいまでみっちり怒られた。

てか曲作りで毎日会ってたから

毎日7時間くらいバッキバキに怒られまくった。

 

”バンドマンだから”って思ってたけど異常過ぎる!

と。

 

お前マジで人間なの?

と。

 

もうのび太なんか目じゃないね。

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カツオくんどころの騒ぎじゃありませんよ。

もう怒られまクリスティー。

 

実は、前々から相方もさ。

私のためを思って遠まわしにさ

いろいろ注意とか忠告をずっとしてくれてたんだけどもね。

 

私、アスペMAXで全然気づいてなかったんだよね。

 

さらに一歩進んで

相方が直接的に言ってくれるようになってもいたんだけどね。

 

先ほどもお伝えしましたが

アタクシ、屁理屈クソ野郎だったんで

全然忠告とか注意を、ちゃんと受け止めてなかったのよね。

 

「あぁーそういう人もいるよねー」

 

みたいな?

 

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でも、これがオレだし?

 

みたいな。

 

 

それは我慢の限界がくるのも当たり前でございます。

 

 

そんで3ヶ月くらい毎日毎日19時から26時くらいまで

マジで怒られ続けているうちにですね。

 

さすがの私もいよいよ

「アレ?これオレマジでやばくね?」

って思うようになりまして。

 

だんだん相方のお話をちゃんと聞きつつ

ダメなところをどうにか改善できるように

アレコレしてみるんだけどもさ。

 

まぁーそれはそれはうまくいかないわけですよ。

 

【最悪モード】何をしても何を言われても治らない

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そんでまぁ当たり前なんだけども

同じ失敗を繰り返すたびにさ

どんどん人間関係って悪化していくのよね。

 

相方だって言いたくないことを言わなくちゃいけないし

それでもこのポンコツ野郎はまったく治ってくれないわで

相方もさらにストレスがたまるわけで。

 

私も私で、なんで治らないかが分からないからさ

 

反省も理由も言えずに黙り込んでしまって

ひたすら言葉を浴びせかけられるだけの

サンドバックのような日々でございまして。

 

家に帰ったらスマホでムービーを録画してね。

私の帰宅後から寝るまでの行動を記録して

「どこに異常な行動があるか」とかさ。

 

それを相方に見せて報告して

指摘してもらっても

同じ失敗を繰り返したり。

 

もう最悪。

 

それでも「何かを変えなくちゃいけない」と思ってさ。

 

音楽活動も進んでないし、寝る間も惜しんで

今までの自分の間違いだらけの人生をどう直そうか

毎日3時間睡眠でどうにか必死に考えこんでたんだけどもね。

 

ある日突然、仕事中にさ。

マジで思考ができなくなっちゃったんだよね。 

 

【~32歳後半】きっかけは「思考ができない」【2016】

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いや、ホントこんな顔ですよ。

 

マジで何も考えられないの。

いきなり。

 

あ、やべ、なんも考えられない。

あれ? 今、何考えてた?

あれ、これ、とにかくヤバくね?

 

って感じ。

 

何かを考えなきゃいけないのはわかる。

何も考えるべきかもわかる。

 

考え方がわからない。

 

考えるってことを

「どうやってやってたか」が分からないのよ。

 

んで、仕事中だったんだけども

とりあえずトイレに駆け込んで

個室にしばらくこもってさ。

 

少しずつ復活してきたところで

これは人間がクズとかそういう話じゃないかも。

と。

 

これは何か重大なおかしいことがありそうだぞ。

と。

 

【ついに判明】発達障害だったんだとさ

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ほれでスマホで「思考 できない 障害」で検索してみたらさ。

「発達障害」ってワードが登場したもんで

その日の昼に病院を探しまくってさ。

 

めっちゃくちゃ電話かけまくったら

1件だけ「来週なら大丈夫ですよ」ってとこがあったんで

診断を受けてみたらば発達障害だということが判明したって感じ。

 

診断受けるまでにまぁ色々と準備はあったけどもね。

 

この辺はこのブログ読んでくれてる人ならわかることだと思うので

省略いたします。

 

【障害でした】救われた想いと免罪符的な安心感

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でだ。

 

診断を受ける前に相方に

「オレ、発達障害ってやつかもしんない」

って言ってみたところね。

 

またそうやって言い訳して逃げるのか。

って、もちろん言われるわけじゃない。

 

でも、本当に思い当たる節が多いから

とにかく診断にいかせてくれっつってさ。 

その結果が発達障害だったわけなんだけども。

 

 

いやぁ、本当に救われた気がしたよね。

 

 

あー、今までの頭がオカしいような問題は

自分がゴミ人間だったからじゃないんだ。

 

発達障害のせいで起きてたんだ。

 

ってさ。

 

自分が悪いんじゃない。

障害が悪かったんだ。

 

って。

 

原因がわかったから

これからはどうにかすれば

普通になれるかもしれない。

 

普通の人と一緒のことが

 

会社のアノ人やアノ人やアノ人や

相方みたいなことが

できるようになるかもしれないって。

 

本当に安心したのだけはハッキリ覚えてる。

 

【初めての発達障害】再び問題に取り組み始める、が

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私がクズだったからじゃなくて

発達障害だったから色々なことができなかったのね!

 

とまぁ、発達障害なら誰もが通る道のことを

例に漏れず私もビンビンに堪能しまして。

 

喜び勇んで相方に自分が発達障害だったことを報告し

今後どういう風にこの問題に取り組んでいくかを

相談したわけです。

 

んで、生まれて始めて

発達障害のトラブルに取り組み始めるんだけど

やったことなんて結局さ。

 

ネットで発達障害のことを調べて

  • メモしたほうが良いとか
  • 周りに理解を求めろとか
  • 忘れ物しない方法とか

そういうのを試したくらいなんですよに。

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もう、お前ナメてんのかと。

 

今振り返ると本当にそう思うんだけど

当時はそれですごい「オレ頑張ってる!」って

思っちゃってたんですよね。

 

今までのトラブルの原因がさ。

「発達障害のせいだったんだ」ってわかったことで安心して

危機感ていうものがなくなっちゃってたんだよね。

 

何かまた失敗したときはさ

もちろん謝るし、次はしないように考えるけどさ。

 

「発達障害だからしょうがないじゃん」って

心のどこかで言い訳というか。

責任を自分じゃなくて発達障害においちゃってたんだよね。

 

この年に読んだ本だって

  • 発達障害の本(2冊)
  • 禅の本(2冊)

ぐらいなもんで

しかもこれも全部、相方に言われて読んだ本だしね。

 

のっけでさ、相方に

今後どういう風にこの問題に取り組んでいくかを

「相談」してる時点で本当はおかしかったんだよね。

 

そんな受け身の状態で自分のことなんて

変えられるわけがないじゃない。

 

今思うとこんな簡単なことすら

当時の私は考えもしない

思いつかないほど安心してしまったんですよね。

 

発達障害っていう救いの言葉にさ。

 

 

んでまぁ、そんな状態のままで

今までのトラブルが好転するなんてことは

奇跡でも起きない限りないもので。

 

この後の2017年が

いよいよ地獄の始まりになるんですな。

 

【ジブンガタリズ】ルムちゃんが発達障害だって判明したらへんの話 まとめ

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はい!

というわけで、今回は2015~2016年の32歳までのルムちゃんを語ってみましたが

いやぁ、ダメ人間ですねぇ。

 

てか、実際はマジで思い出すことすらできなくてさ。

Amazonの注文履歴を見ながら買った本とかを見つつ

あぁこの年はコノ本を読んでるってことはアレですか!

 

ってなんとか記憶を引っ張り出してきた感じなので

詳細は現実といろいろ違うことがあるかもしれません。

 

だけんども。

まぁだいたいこんな感じ!

って具合でなんとなく読んでいただければと思います。

 

ただ、発達障害に関しての

  • どういう流れで私が今の考え方になったのか
  • 今まで発達障害に対してどう取り組んできたか
  • 発達障害に向き合っていった事柄の順番

っていうのはおそらくブレていないと思うので

ルムちゃんの発達障害的なタイムラインはお伝えできるかなーと。

 

だもんで。

あと2020年まであと3つくらい記事を書くことになるかもしれませんが

みんなが飽きても勝手に続けるんでよろしく哀愁。

 

それにしてもこの後の2018年がヤベェんだよなぁ。

ヤバすぎてもうマジで覚えてないんだよね。

 

いやぁ人間ってすごいなぁ。

マジでヤバい記憶って忘れるようにできてるのねぇ。

 

ねぇ。

 

ま!

みなさんもあまり

このハゲもいろいろあったのね……。

ってシリアスにならずに!

 

笑ってコロナの自粛生活のひまつぶしレベルで読んでくらさいません。

 

ほいでは。

次回は2017年のルムちゃんでお会いしましょう。

 

ばいばいちーん。