カイシンノステミ

毎月100冊以上の漫画&小説を読みながら発達障害でわちゃわちゃしています

3月5週に読んだけど記事にしなかったマンガたちアソート3

今回も3月の5週目に読んだけど記事にしなかったマンガをアソートでいくつかさらっとご紹介。

※基本的に巻数が書いてあるのはその巻までは追っているマンガなのでオススメではありますが、人によって好みが分かれそうなものが多いと思います。

「監禁嬢」7巻

Amazon 監禁嬢 : 7 (アクションコミックス)

正体不明の女に意味不明に追い込まれるサイコサスペンス漫画「監禁嬢」。

毎回性欲がらみで痛い目にあってる主人公だけど、青春時代の性衝動のお話になってくるとリアリティと重たさが尋常じゃなく生々しくて胸に悪い意味で刺さってくるんだよなー。
マジで性衝動の描き方がリアルすぎ。

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前巻で「犯人がついに判明するか!?」と思いきや、まだまだそうは問屋が卸さないようで自体が急転直下。

犯人が一体誰で目的がなんなのか、未だ7巻までいっても「半分正解♥」どまりなのがマジで恐ろしい。

あまりの悲惨さに主人公に同情しそうになるんだけど、こんなにダメなクズ男なのに常に彼女やら浮気相手がいるのを思い出すともっと天誅しても良い気がしてくる。

奥さん以外全員不幸になってもしょうがないんじゃないかこれ。

「LOSERS」1巻

Amazon LOSERS (1) (ニチブンコミックス)

プロボクサーの夢を諦めた主人公が、イカれた兄弟のヤクザ跡目争いに巻き込まれて行くっていく王道ヤンキー漫画。

なんですが、登場人物の名前(マリオとルイージ兄弟とか)とは裏腹に結構なかなか大人向けで面白い!

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ヤクザ同士の関係とか背後の組織関係が馴染みのない人にはこんがらがりそうだけど、それだけちゃんと作ってる分人間同士の駆け引きっぽいのもまだ1巻なのにちゃんと面白かった。

でもこういう系って2巻でどうなるかなんだよなぁ。
このまま丁寧に続いてって欲しい期待の作品。

「御手洗家、炎上する」4巻

Amazon 御手洗家、炎上する(4) (KC KISS

やっぱりクズはクズじゃないと。
悪役はこうじゃないといかんよ。

性悪女に家族をバラバラにされて父親を奪われた(略奪愛的な意味で)姉妹が、性悪女の家(元実家)に家政婦としてに潜り込み復習を企むホームサスペンス漫画。

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4巻では性悪女・真希子と主人公の母親のバックボーンを掘り下げて行くんだけど、やっぱり悪者は悪者じゃないとダメよ。

さすが悪役と言わんばかりのトラップも仕掛けてきて、協力者も増えて真相に近づいてきたと思ったけどココでやっぱりこういう一波乱が起きないとダメよね!

あと父親がとにかくクソ。

無関心ってマジで罪悪だよなぁ。父親天誅されないかなぁ。

「実験品家族 : クリーチャーズ・ファミリー・デイズ」2巻(完)

Amazon 実験品家族 2: クリーチャーズ・ファミリー・デイズ (BUNCH COMICS)

マッドサイエンティストに育てられた(作られた)姉弟たちが「普通」の世界にとけ込もうと日常生活を頑張って過ごすホームドラマ漫画。

キャラクターがちょっぴりエグかったりストーリーがたまに「え、結構えげつなくね?」ってことが多くてビビってちょっと調べてみたら、やっぱり作者は日本の人じゃなかったのね。

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作者のYanai氏は元々香港の漫画家さんで、そこから台湾のコミックサイトでブレイクして日本の「月刊コミックバンチ」で連載開始したみたい。

2巻で完結してるんだけど、ちょうど良いボリュームで多少の謎は残りつつも大満足なエンディングで個人的にはすごく好き。

アニメ化もされてたらしくて「そういえばこんなアニメあったなー」ってなんとなく覚えてたけど、あれだ早見沙織氏が出演してたからなんとなく覚えてたんだ。

 

ちょっと一癖あるけど、なかなか日本では見ない感じで面白いので結構オススメ。

「しっぽの声」4巻

Amazon しっぽの声 (4) (ビッグコミックス)

動物を見つめたら、「人間」が見えてくる。

悪徳ブリーダーによる無理な交配の結果、
治らぬ関節炎に苦しむスコティッシュを前に、
獣医師・獅子神は大きな決断を下す。

校庭の片隅で“地獄化”したウサギ小屋、
里親志願の人間の良心につけ込む詐欺、
飼い主に虐待され凶暴化し、殺処分以外 道がなくなった犬……

動物シェルター所長・天原と獅子神の凸凹タッグは、
今日も声なき声のする場所へ立ちあがる!

各メディアで大反響!
漫画史上もっとも「生き物の現実」に踏み込んだ、必読の話題作!!!!

引用:Amazon 

ペット好きだったら一度は読んでおいたほうがいい漫画。

杉本彩氏が監修に入っていて、杉本彩氏は猫ちゃん好きでも知られていますが実は動物愛護も熱心に活動しておられてたくさんの書籍も出版されております。

 

耳がぺたんとしてあんなに可愛く人気もある「スコティッシュ・フォールド」が、どうやって可愛く「作られるのか」。
その「可愛さ」と引き換えにしている「代償」は一体何なのか。

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「しっぽの声」はこういった目を背けたくなる「闇」の部分を描いて問題提起をすると同時に、それだけではなく現状での解決策も提示してくれるかなりの良作。

みんながこえを高々に叫ぶ「殺処分ゼロ」は正しいのか。
無知ゆえの「殺処分ゼロ」が行き着く先はどこなのか。

ただの動物感動のお涙頂戴で終わらせず、しっかりと学びの部分を教えてくれる「しっぽの声」はかなりの良作なので、片手間で読むのもできませんし心もエグれますが、ペットを飼っている人・これから飼いたい人は是非とも読んでみてください。

3月5週に読んだけど記事にしなかったマンガたち3 まとめ

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はい、というわけで記事にはしなかったマンガたちですが面白かったものから残念なものまで、良くも悪くも記憶に残っているものをアソートで紹介してみました。

私は苦手でもきっと好みの合う方はいらっしゃると思うので、気になるものがあったら是非ネカフェでも手に取ってみてくださいませ。 

それでは!また!

しっぽの声 (4) (ビッグコミックス)

しっぽの声 (4) (ビッグコミックス)