可愛い3姉妹+お父さんが廃墟の都会でサバイバル!「ゆるさば。」のサバイバル知識が意外に本格的!
こんにちわ!ルムです。
今月はジャケ買いの当たり率高しですよ!
今回ご紹介するのはこちら!
都会に取り残された3姉妹+お父さんのサバイバルマンガ! 「ゆるさば。」でございます!
ネタバレなしで記事を書いてますので、これから読む人も安心してご覧下さい。
「ゆるさば。」あらすじ
Amazon ゆるさば。(1) (ヤングマガジンコミックス)
ある夏の朝、起きたら世界中から、ウチら家族4人以外の人間が消えていた。でも家の電気はつくし、車は走る。お店に行けば商品がたくさん残ってる。
ちょっと寂しいけど、とっても楽しい、そんな世界を父親&娘3人でゆるくサバイバル! 全部オモチャで全部食べ物になった地球を遊びつくせ!!
引用 : Amazon
「ゆるさば。」の舞台は、なんと新宿・八王子!!
Amazon ゆるさば。(2) (ヤングマガジンコミックス)
それにしてもこのジャケットいいね。
さてさて、ある日起きたら自分たち家族以外はみんないなくなってしまった地球。しかも、街に出てみると家から離れれば離れるほど街並みの風化具合が激しくなる。
ここは地球か異世界か?3姉妹+お父さんのサバイバルはいかに!
な「ゆるさば。」なんですが、なんと舞台は新宿や八王子といった普通の街。「地球の放課後」とか「アイアムアヒーロー」の最終回らへんを想像してくれればわかりやすいと思います。
そんな自分たちしかいない街(イオンモールなんて独占し放題!)を、明るく前向きに楽しんで過ごす3姉妹とお父さんは非常に微笑ましいものの
時折描かれるもの悲しげな描写とのコントラストがまた絶妙で。
この全体に漂う楽しげな家族と喧騒を失った新宿・八王子など都会の静けさのギャップが、さっきあげた「地球の放課後」や同じサバイバルものの「ソウナンですか?」とまた違う孤独感をだしてストーリーに深みがグッと出てるんですよ。
(偉そうなこと言ってみた)
この虚無感というか、なんとも言えない切なさはすごい心地いい。
あ、「ソウナンですか?」はまた別のベクトルで面白いのでよかったらどぞ。
それぞれの役割が徐々に出来上がる「ゆるさば。」
いきなりサバイバルだって言っても、普通はなにをどうしたらから始まるのですが「ゆるさば。」はとりあえずお父さんが優秀なのでその辺はホイホイ進みます。
それぞれのキャラと役割は
- お父さん→生物の教師。お料理得意。菜園などの知識豊富。汎用性高し。
- 長女(ツムギ)→賢い。基本脱いでる。ミリオタにジョブチェンジ。狩り担当。
- 次女(モモ)→吹奏楽部でホルン担当。元の世界に戻りたい。
- 三女(リン)→小学生。超かわいい。動物と仲良し。可愛い・畜産系担当。
という感じで次女のモモちゃんだけ、サバイバル的には役割がまだ決まっていない状態ですが、このモモちゃんが生きていくため・家族のために自分の役割を見つめて、少しずつのめり込んでいく様子は一緒に「頑張れ!頑張れ!」とおじさん応援しちゃう。
あとね、可愛い担当のリンちゃんが可愛すぎるのよ。
もうリンちゃんの動物とのふれあいとかお料理のシーンとか、「甘々と稲妻」が好きな人にはグッときちゃうこと間違いなし。
特に猫とのふれあいはいいぞ。
「ゆるさば。」のサバイバル知識が細かくで実用的すぎ
お父さんの家族を想う気持ちが溢れんばかりの暖か系サバイバル「ゆるさば。」ですが、タイトルで想像しているよりもサバイバルや料理ネタは細かく実用的に教えてくれます。例えば農作物を守る「電柵」なども
こんな感じでわかりやすく教えてくれますし、料理・畜産・釣りなど新しいことを始めるたびに逐一教えてくれるので、学習マンガとしても「ほえー・・」と感心して読めちゃいます。
こういうところをしっかりしてくれると、一緒にこっちも成長してる感じがしてストーリーにのめり込みやすくていいよね。私好きよこういうの。
「ゆるさば。」まとめ
はい、それでは今回の「ゆるさば。」をまとめますと
- 新宿・八王子などの都会の廃墟感と3姉妹の明るさのコントラストがグッとくる
- 3姉妹+お父さんのそれぞれの役割の成長具合が微笑ましい
- しっかり使えるサバイバルネタが意外に面白い
こんな感じでございますかね。
サバイバルマンガは結構あるけど、「ゆるさば。」はまた場所も描き方もちょっと違っていいなぁ。これを物語中では「異世界」と区切っているけど、結末はどこで落とすんだろうなぁ。非常に楽しみ。
それでは!また!
あ、マンガファンの人は「ビベーラ」もぜひ試してみてね!