ゼロから始める発達ハゲの小説生活。「小説の書き方」の勉強前との気づいた変化編
今回は「小説の書き方」の勉強後に再度書き始めて、自分で「お?これこんな変わるの?」って気づいた変化を忘れないようにご報告がてら記事にしようと思います。
今回のテーマは「風景」でございます!
みなさん書いてます?風景。
さぁゼロから始める発達ハゲの小説生活。
「小説の書き方」の勉強前との気づいた変化編でガンス。
過去の記事はこちらにまとめてあるのでよかったらどうぞ!
- 勉強した二冊の本で共通している事が1つあった
- 勉強前との気づいた変化「時間・季節を明確にすると風景が出来上がる」
- 勉強前との気づいた変化「風景を書こうとすると人物が出来上がる」
- 勉強前と変わって気づいた事 まとめ
勉強した二冊の本で共通している事が1つあった
勉強の事はこちらの記事でいろいろ書きましたけんども
読んだ本の中で大変タメになったのはこの二冊でして。
Amazon 1週間でマスター 小説を書くための基礎メソッド―小説のメソッド 初級編
これと
Amazon 書きあぐねている人のための小説入門 (中公文庫)
この本ね。
「基礎メソッド」の方はどっちかっていうとビジネス・実践テクニック系。
「小説入門」は「芸術としての小説のあり方とその心構え」みたいな感じ。
一見、かなり両極端な本を買っちゃったなーって感じではあるんですが、この二冊の本で実は共通しているとこもありまして、それは「風景をちゃんと描け」という事なんですよ。
理由はそれぞれアプローチが違うんですけど、ざっくり言うと
風景は小道具の一部でもあるし、五感をズラして(味を聴覚で表したり、気持ちを風景に投影したりして)表現する際に効果的。上手に使おうね♪
風景は書き手の心理が出るんじゃ。書かない奴はただの手抜きじゃけん、おまんはちゃんと書けよ。
ってまぁこんな感じ。
二つの本で「風景!大事!」って言ってるって事はやっぱり大事なんだろう!
という事で、今回新しく書いている「セイ・ユー・ウィル」では「風景をちゃんと描く」を目標の一つにして書き始めてみました。
勉強前との気づいた変化「時間・季節を明確にすると風景が出来上がる」
風景をちゃんと書くと言いつつ、舞台を自分の知っている場所にしたものの「さて、どこから書き始めてどうしたもんか」な訳ですよ。
んでまぁ、悩んで止まっててもしょうがないので「時間・時期・季節」が明確になるように描写をイメージしていくようにすると、思いの外するすると風景が頭の中で出てくるじゃないですか。
「えー、セミが鳴いててー、えー、とまってる木はあれ、なんだあれ、ビワかビワ。あ〜平屋から伸びてるビワビワ。太陽は脳天真上の激アツでー、そんで暑くて地面ゆらゆらの向かいは工事でひらけちゃっててー、あーあー隣はリサイクルショップで冷蔵庫とかいっぱいだー」
みたいな。わかる?この感じ?どう?
決めていくってより、そこにあるものを見つけていく感じ?
なんかこの言い方偉そうだな。でもそんな感じなんですよ。
ぶっちゃけこの風景を書くって前2作の「イルカ座の少年」のキャンプのとこと「頼み事」の公園のとこで上手く出来なくて「これでいいか!」ってしてた部分なので、今書いてる「セイ・ユー・ウィル」でここまで書けたのはちょっと嬉しい。
自分しかわからない変化かもしれんけど。
ので、風景を書くときはこれからもちゃんと「時間・時期・季節」を小説の中で明かすかどうかは置いておいて、自分の中では明確にしておこうと思います!当たり前か!
勉強前との気づいた変化「風景を書こうとすると人物が出来上がる」
んでね、風景を書こうとしていくと人物像がどんどん出来上がってくるんだよね。
これなんで?
実際、前2作よりもちゃんと人物を決めようと思って最初から「見た目」はある程度決めていたんだけど、それをひっくり返すくらい風景と一緒に出来上がっていっちゃうのね。
本当はチビデブにしようと思った奴が二メートルの巨漢になるし、スマートなメガネくんはチビインテリになっちゃうし、いやー困った。
でも風景が決まってくるとその方がハマっちゃうんだもんなー。なんで?
正直、前2作は顔がのっぺらぼうなまま書いていた状態っていっても過言じゃないくらい人物像が曖昧だったのですが、「セイ・ユー・ウィル」は主人公以外はしっかり見えてるのでかなーり面白い。
一人称でやってる地の文だから主人公見えにくいのかなー。
まぁ、これもこのまま「しっかりみようと思って」書いていけば見える気もするので、気にせずやっていこうと思います。
勉強前と変わって気づいた事 まとめ
はい、というわけで忘れないうちに「勉強前と変わって気づいた事」を急いで記事にしてみましたが、風景いいね。時間かかるけど面白い。
まだ気持ちを風景で語ったりとか五感をズラす感じは意識できてないけど、風景があるだけでこんなに違うもんなんですな!
つっても読んでる人からして「前回と何も変わんないんですけどー」だったら超寂しいけどな!そのへんどーなの誰か聞かせて!
こういう時に話ができる文芸部の友達が欲しいと、最近しみじみ思うハゲでした。
それでは!また!