【ADHDでも小説が書けるのか】19~23日目。勉強したはいいものの、新しい物語が書けまへん。
ハイ、なんかこの生活も長続きしそうな空気が出てきたので画像を新しくしてみました。だからなんだって話なんですけどね!心機一転よ心機一転!
前回「ついにお勉強だ!」と喜び勇んで学んだのですが、その甲斐あってというかそのせいでと言ったらいいのか。
全く書く気がおきませんでした。
ゼロから始める発達ハゲの小説生活。
19~23日目の始まりでヤンス。
過去の記事はこちらにまとめてあるのでよかったらどうぞ!
- 勉強したらとにかく書きづらくなった!
- 19日目「異邦人」カミュ
- 20日目「限りなく透明に近いブルー」村上龍
- 20日目「睡魔のいる夏―自選短篇集」筒井康隆
- 21日目「こちらあみ子」今村夏子
- 21日目。今回書きたいなと思っているテーマを振り返る
- 21〜23日目。というわけでどうにか2000文字書き上げてみた
- 小説が書きたくなったから書き始めてみる まとめ
勉強したらとにかく書きづらくなった!
もうめっちゃくちゃ書きづらい!
っていうか書き出す気力が出てこない!
頭の中でオチとか考えてるんだけど、それもどんどん二転三転していくし、なんか最終的に「何が書きたかったの!?」のパニックになる始末。
純文?エンタメ?大衆?文芸?
あーもー超わっかんねぇ!
こんな時の解消法はもう一つなんですよ。
とにかく読む。
というわけでちょっとまた読みまくってみました。
19日目「異邦人」カミュ
ハイこれにするんじゃなかったー!
いや、よかったです。名作だけあってすんげーよかったです。
一回じゃちょっと全部理解できないタイプなんですけど、最後に憤怒と憎悪の叫びで世界との関心のつがなりを感じるのはなんとも言えない「うぐぅ」な感じがしてすごかった。
けど今読むやつじゃなかったね。
頭の中がさらにゴチャついたので、少し休んで芥川賞受賞も獲った「限りなく透明に近いブルー」に移ります!
20日目「限りなく透明に近いブルー」村上龍
Amazon 新装版 限りなく透明に近いブルー (講談社文庫)
これこそ今じゃねー!!
これ時代的な流れとかもあっての名作ですな!
とにかく今じゃねー!
半分近くで読むのを中断して、何か、馴染みのある何かで一回プレーンになりたい!
こんな時はあれだ!
筒井康隆だ!
20日目「睡魔のいる夏―自選短篇集」筒井康隆
Amazon 睡魔のいる夏―自選短篇集〈4〉ロマンチック篇 (徳間文庫)
もう安定も安定ですね。
「我が良き狼」「お紺昇天」「睡魔のいる夏」と序盤の短編3つがもうスッと入ってくる。「我が良き狼」なんか余裕で泣いちゃったしね。
いいよいいよー!ギア戻ってきたよ!
というわけで次は「こちらあみ子」!
21日目「こちらあみ子」今村夏子
超絶面白かったです。
100点ですよ100点。
この人の文章って本当に読んでて気持ちがいいよなぁ。
なんか、したかった事とか思ってたことが沸々と心の中で徐々に温度が上がっていく感じ。
「こちらあみ子」を読んだらなんとなく書ける気が戻ってきたので、そのままパソコンの前に座ってみました。
21日目。今回書きたいなと思っているテーマを振り返る
といっていきなり書き始めるのもアレなんで、書く前に一回書きたいことを振り返ってみることにします。
今回書きたいと思っていることを一生懸命言語化すると
- 正しさというものの在り方
- 世界の共通性と思い込み
- 情報の事実と真実のギャップ
- 夏の持つ解放感と喪失感
これを書きたいわけなんですな。
本当は「正しさというものの在り方」だけだったんだけど、この本が
Amazon 書きあぐねている人のための小説入門 (中公文庫)
ユー、ネタがあるなら全部入れちゃいなよ。成長しないよ?
と言っていたので、その他の思っていたことも全部ブチ込むことにしました。
正しさというものの在り方
これは、そもそも「正義の味方」っていう言葉がなんか引っかかって
「『正義』の味方って、なんで正義自身にならないで『正義』の『味方』なの?なんでそんな逃げ道作るん?」
って思ったのがきっかけなんですが、そこから「正しさ」っていうのの在る場所を掘ってったら面白そうだなぁーと。
つっても、「正義の味方」っていう言葉を作った月光仮面のいうとおり、正義って人間のするものじゃないと思うのでこの辺はやっぱり人に寄りかからせた正義になると思いますけんども!
その他三つはメインじゃないキャラクターに抱えさせました!が!
Amazon 書きあぐねている人のための小説入門 (中公文庫)
書きたいテーマのうち3つでも書けたら、素敵やん?
と保坂先生がおっしゃっていたので、あとは出たとこ勝負でブっこんでいきたいと思います。
ていうか、まだ序盤しか書いてないんだけどもう若干違う方向に歩き始めています助けてください。
21〜23日目。というわけでどうにか2000文字書き上げてみた
そんなわけで一回ちゃんとテーマも言語化したところで、今回のテーマソングでもありますFleetwood MacのSay You Willを流しながらザザザッと導入部分を書き上げてみいました。
Say You Will (Live 1997) (2018 Remaster)
まだリライトもしまくると思うので、目下エブリスタだけにアップして特に宣伝もしないでおこうと思いますが、興味があったら呼んでくださいませ。
小説が書きたくなったから書き始めてみる まとめ
そんなこんなで、なんとか5日ぶりくらいに書くのを再開した「ゼロから始める発達ハゲの小説生活」でございますが、勉強してちょっと力み過ぎてしまったのか取り合えず復活してよかったです。
でもまぁそれでもやっぱり勉強してよかったなと自分でも自覚できる事がちょいちょいあるので、そのへんを明日また忘れないように書いておきたいと思います。
かなり言い訳がましいけど、小説のリライトとかしまくってるとその反動でブログの文章が勢い任せになりすぎてる感じがしていかんね。
この辺のメリハリも上手につけねば。
それでは!また!