ゼロから始める発達ハゲの小説生活。コンテストに参加してみてお勉強になった編
前回お伝えした「コンテストに参加してみたぜ!」なのですが、今回はその時に体験して自分的にすごく勉強になったことをまとめて書いておこうと思います。
ゼロから始める発達ハゲの小説生活。お勉強になった編
行ってみましょ。
過去の記事はこちらにまとめてあるのでよかったらどうぞ!
- コンテストに応募して勉強になったこと
- テーマからオチを考えてそこから話を繋げる感覚
- 小説を書くためのアプリやツール
- 文字のボリューム感覚がブログと全然違う
- 8000文字近くなると話の伏線がこんがらがる
- webで見る横文字と本で読む縦読みのレイアウトの違い
- 小説はやっぱり読めれば読めるだけ読んだ方がいい
- 小説が書きたくなったから書き始めてみる まとめ
コンテストに応募して勉強になったこと
今回、エブリスタのコンテストに応募してみて経験できたのが
- テーマからオチを考えてそこから話を繋げる感覚
- 小説を書くためのアプリやツール
- 文字のボリューム感覚がブログと全然違う
- 8000文字近くなると話の伏線がこんがらがる
- webで見る横文字と本で読む縦読みのレイアウトの違い
- 小説はやっぱり読めれば読めるだけ読んだ方がいい
大きくいうとこの6つですね。
一つ一つ自分で忘れないためにも細かく説明していこうと思います。
テーマからオチを考えてそこから話を繋げる感覚
最初に作った「叢生記」は、出始めの
大変だ。
今、僕の目の前には神様がいる。
これが思い浮かんでから頭の中で世界観が出来上がった感じがして、そこからは一気に書き上げることができました。
これはどうやら「演繹法」という物語の作り方らしいのですが、コンテストでは「赤をテーマ」にしなくちゃいけなくて、どこかに「真っ赤」を登場させなくちゃいけませんでした。
そうなるとどうしても物語のキーポントで出したくなっちゃって、必然的にオチに絡んでくることになっちゃう。
これがしんどかったー。
赤を使ったアイディアが出ても、それがオチに使えるような動機も流れもなかなか思いつかないのよ!
ちなみにボツになったアイディアたち
ここでそれが上手にできなかったボツシリーズとその理由を羅列すると
- 朝学校に来たら真っ赤なカツラとメッセージが教卓においてあって、クラスメイトが各々後ろめたい秘密があるので疑心暗鬼になり、同士討ちになって全滅系
それぞれの登場人物の動機が思いつかなくてボツ - 会社のオフィスの窓から見えるおじさんがいつも「青」「白」「黄色」の服を着てて、それで明日の天気がわかる。そのおじさんがいきなり「赤」を着て次の日になんかとんでも無いことが起こる。
次の日に起きるオチが思いつかなくてボツ&どっかで読んだ気がする - 地元にいる「真っ赤な服を着たホームレス」を題材になんか作る。
まるっきり「むらさきスカートの女」なのでボツ - 「真っ赤な嘘」っていうアートを作っていた学生君の作品が盗まれて、クラスメイトが各々後ろめたい秘密があるので疑心暗鬼になり、同士討ちになって全滅系
だから登場人物の動機が思いつかなくてボツだって - 真っ赤な鬼がいきなり街に現れて、何かする
筒井康隆の小説でモロのやつがあるのでボツ
と、こんな感じでございます。
ただこの中の「真っ赤な嘘」っていうアイディアがどうしても捨てきれずに、そこからしつこく考え続けて、どうにか応募作品のオチを思いつく事ができました。
現実の事件の方が自分の想像を超えてくるからニュースも大事
「真っ赤な嘘」を題材にオチまで考えついたのですが、肝心の動機の部分がどうしても困ってしまい「なんかないかなー」とウダウダしていた時に、
ふと前に見た保険金殺人のニュースを思い出して「あ!これならいける!」と一気に流れを作る事ができました。
なんか反則技っぽいけど、自分の経験値も装備も少なすぎるので今後はしっかりニュースも興味無いところまで読んでいこうとおもいまっする。
物語のパーツが揃ったところで、大枠に沿って人物を動かす
そんでここまで来たら、あとは自分的にグッとくる最初の一文を考えて雰囲気が作りキャラクター任せのその場その場でストーリーを転がしていきました。
行かなきゃいけないポイントにだけ旗を立ててある感じなので、これが始まるとものすごく作業が楽しくなってくる感じですな。
この一連の流れが2つお話を作ってみて、体感で「おー、物語作るのがこういう感じかー」って体験できたのは今回のコンテストのおかげでございます。
小説を書くためのアプリやツール
アイディアもオチも流れもまとまって「よし!書くぞ!」ってなったはいいものの、さてさて何で書きましょう。
パソコンの前でしばらくフリーズしてしまいましたが、調べてみるとみんな3000円もするアプリとかいろいろ買ってるみたいで、選択肢が多すぎてこまっちんぐです。
最初の「叢生記」は1500文字もなかったので、iPhoneのメモで全部完成させる事ができましたが、今回の8000文字コースはどう考えても無理。
冷静になってどういう機能が欲しいかというと
- 書いてる現在の文字数がわかる。
- webで読むの前提なので横書きのもの。
これだけなので、悩んだ結果
- iPhoneのメモで大筋の流れをキーポイントだけ書く。
- はてなブログの記事作成画面で全部作成。
今回はこの形で作ってみました。
結論から言うと
文字数が6000を超えたあたりから一気にやりにくさアップでしんどい。
文字数が表示されてるし、すぐ前後に戻れるから「あれどう書いたっけ?」とかできていいんだけど、文字数6000以上になると探そうとしても迷子になっちゃうね。
終盤は直接エブリスタの記事作成画面で作っていたので、次回はそのままエブリスタで作業してみようと思います。
文字のボリューム感覚がブログと全然違う
これが地味にきつかった。
ブログ書いてる時は「残り1000文字もあれば余裕でまとめられるっしょ」くらいの感覚なんだけど、小説の場合
「2000文字しかねーじゃんどうすんだよこれ!」って叫びたくなるくらい感覚が違う。
書き始めた当初は「8000文字なんて使い切らないでしょー」とタカをくくっていたのに、最終的に2000文字以上添削する羽目になりました。
ブログを書いてなかったらなんとも思わなかったかもしれないけど、これは衝撃的だったなー。
8000文字近くなると話の伏線がこんがらがる
単純に頭がポンコツなだけですな。
自分の話でこんがらかるってどないやねん。
もう日付がいつでタイムラインがどこなのか、終盤パニックパニック。
カレンダー見て「えーっとー」ってやってました。
次回8000文字レベルのやつをやる時は、A4の紙にタイムラインを書いてちゃんと管理しようと思います。
webで見る横文字と本で読む縦読みのレイアウトの違い
これ小説好きな人が書き始めたら、マジで一番ビビるやつ。
縦書きのテンションで改行するとマジで読みづらい。
エブリスタの他の人の小説読んでも、みんな1行単位で改行してるんだよね。
なんかOLの日記ブログ読んでるみたいでスッゲェ嫌なんだけど、読みやすいのは確かなのでこれもちゃんと取り入れていこうと思います。
これ「なろう」とかでも読みづらくなるのかなー。
プラットホームは関係無いよなぁやっぱ。
小説はやっぱり読めれば読めるだけ読んだ方がいい
なに当たり前のこと言ってんだって話ですけど、マジで読んでおかないとだめですな。
これ書くのが波に乗ってきても「書くのに時間つかっちゃって読めないぜ!」とか行ってる場合じゃ無いね。
本当に読んだた小説のちょっとしたこととか構成とか、全部どうにかこうにか応用しようとし始めるもんね。
自分への戒めのために、最後にしっかりとここで忘れないように書いておきます!
小説が書きたくなったから書き始めてみる まとめ
というわけで、今回コンテストに応募してみて勉強になったことを備忘録がてらまとめてみました。
ちなみに、完成品はこちらです。15分ほどで読み終わるのでよかったら読んでみてください。
でも一番良かったのは、第三者からお題を出されてそれを期日までに仕上げられた!というのが体験できたことでしょうか。
勝手に一人でやってるだけですが、これは一つの成功体験になりそうなので大事に覚えておきます。
今後も引き続きコンテストに参加していくので、興味のある人は是非よんでみてくださいません!
ほら、これで3000文字でしょ。半年以上やってるだけあって小説に比べたら超絶イージーだよなぁ。
やっぱり継続ですな。うん。続けるべ。
それでは!また!