【ADHDでも小説が書けるのか】96~104日目。ついに小説を書く生活にカムバックです
はい!ついに大台の100日を超えました 【ADHDでも小説が書けるのか】96~104日目!
ついに前回の宣言通り
小説を書く生活にもどってまいりましたぞ。
最後に今書いてる部をちょっとだけのせているんで、よかったら読んで行ってくださいませ。
さぁ、ゼロから始める発達ハゲの小説生活。
96~104日目の始まりでヤンス。
過去の記事はこちらにまとめてあるのでよかったらどうぞ!
- ついに小説を書く生活にカムバックです
- その前に1週間で読んだ本のご報告
- 小説以外のものからくるアイディアって面白いかも
- 疑問に対する注目と思考回路の変化について
- スマホの優先度が上がった
- ゼロから始める発達ハゲの小説生活 まとめ
ついに小説を書く生活にカムバックです
どうだよこのやろう予定通りに行っちゃったよマジびっくり!
というわけで、実は昨日から小説を無事に書き始めることができました。
いやぁ、マジで戻ってきたわぁ。
超嬉しい。
というわけで、今回はその前に今週読んだ本からご報告していこうと思います。
その前に1週間で読んだ本のご報告
つっても今週も小説は読み切ってないです。
とはいうものの、ちょっとご紹介したいものが多いのでご紹介します。
「節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本」
Amazon 節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本
あごめんこれは読まなくていいや。
マジで時間とお金をドブに捨てた。
「『死』とは何か」
Amazon 「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 日本縮約版
この本は素晴らしかった。
買ったのが1年半前?くらいなので私の持っているのは「日本縮約版」なのですが、今度完全版も買おうと思っています。
この本から得たものはめちゃくちゃ多い。
もちろんこの本の主題の「死とは何か」っていうのもすごく面白いしめちゃくちゃためになるんだけど、それ以上に「考える動作」を学べたのが最高でした。
先週報告した「時間は存在しない」でも同じだったんですけど
本の主題も素晴らしいけど、学者さんの思考ってめっちゃくちゃ面白い。
この思考については後ほど。
「ぼくの命は言葉とともにある」
本屋さんで出会って即買い。
全盲で東大に合格して「日本のヘレンケラー」と話題になった人の本。
今は東大の教授をしてるみたいなんだけど
- 「時間は存在しない」
- 「死とは何か」
- 「ぼくの命は言葉とともにある」
の順番で読んで本当に良かった。
この順番じゃなかったら多分60%も理解できないまま読んじゃってた気がする。
作者の福島さんはコッテコテの学者さんではないので、考えがフラットではない分(全然悪い意味じゃない!)論理の展開が「はえー!そういう感じ!」って新鮮で面白かった。
言葉に対する思い入れが人20倍くらい強いので(全盲だから当たり前だと思うけど)、その辺を自分で一回フラットにして読まないとうっかり偏りそうだけど
「音もない光もない空間は宇宙で一人たたずむのと似ている」っていうのは唸ってしまった。
でもこの本を読んでまた高まる一方なんだけど、人間てやっぱり一回どん底(だと本人が感じる何か)を経験しないと自分の人生を客観的に見れないのかなぁ。
この辺は今後考えなきゃいけない課題だなぁ。
小説以外のものからくるアイディアって面白いかも
って感じで小説以外のものをたくさん読んだ今月前半なんですが、昨日から小説を再開して思うのが
小説以外のものを読んで思いつくアイディアって面白いかもしんない。
つっても、もちろん小説を読むのもめちゃくちゃ大切なんだけどさ。
まだ書き上げてもいない途中でこんなことを書くのもアレなんですが
小説を読んで出てくるアイディアとかって「あ!これ!」って思いついたりしても2.3日もして冷静になると
「いやー、でもコレ〇〇で星新一がやってたっぽいしなー」ってなっちゃうじゃない。
これ私だけじゃないよねきっと。
とにかくコレがないのよ。
今書き始めてる小説はスピノザって哲学者の言葉で「あらららー、そりゃそうだわ」っていうのがあって、そこから「うふふ、これあの人に当てはめちゃって物語にしたら面白そう♬」で書いてるんだけど、全然「〇〇っぽいしなー」が出てこない。
これは自分がそういう小説を読んでないだけだと思うんだけど、「読んでない小説のようなアイディア」が出てくるだけでもとりあえずOKだと思っています。
筆が止まって書き出さないよりも何倍もいいでしょ。
というわけで、小説も読みつつそれ以外の本も読みつつで
今後も本を書い続けて貧乏生活を送ろうと思います。
疑問に対する注目と思考回路の変化について
これがさっきの「死とは何か」の時にちょっとだけ書いたやつなんだけど
学者さんの考えかたってめちゃくちゃ面白くない?
まとめるのが苦手だから簡潔に書いちゃうけど
- 「時間は存在しない」⇨疑問を掴む思考
- 「死とは何か」⇨疑問に対して極論で突き詰めて考える
がめちゃくちゃ参考になって今考えるのがメチャンコ面白いです。
「時間は存在しない」⇨疑問を掴む思考
この本ですごく面白かった思考の仕方がコレに尽きますな。
「太陽が地球の周りを回っているのが常識で疑うことのなかった事実だったのに、今や地球が太陽の周りを回っているのが常識になった。時間も同じことが起きている。時間がすべての世界で平等に流れてはいない」
ってあんたスゲェこと言ってんな!
この「常識と思って思考の外に行ってしまっていることに疑問を持つ」姿勢はめちゃくちゃ参考になりました。
「お昼になったら鐘がなって日本中が『お昼ですよー!』ってなるけど、北海道と沖縄が同じ時間にお昼くるってどゆことよ!時計が普及したのってたかだか800年前からだかんな!」
って確かにー。
ただこの本を読み終わった時点だと、疑問を持つのはわかったけど「その疑問にどういうアプローチで考えたら思考が進むのか」がまだわからないままだったのでございます。
「死とは何か」⇨疑問に対して極論で突き詰めて考える
そこでこの本ですよ。
うまく説明できるかわからないけど、1つ具体例を上げていくとさ
俺は自分の信念に反した生き方はしたくない!
みたいなこと飲み屋で友達が言うとするじゃない?
そしたーらまずはその「信念」が何かが大事っすな。
信念ってあれだよ、『義理人情を大切にする』ことだよ。
したら、その「信念に反する生き方」はどういうのかも気になりますな。
そりゃお前、『人を利用して生きてくこと』だよ。
と、ここで「信念=義理人情を大切にする」と「信念に反する生き方=人を利用して生きてくこと」が判明したんですけど、疑問になるのは
両方って絶対に両立できないのかがスッゲェ気になりません?
『義理人情を大切にして⇨人を利用して生きてくこと』が果たしてNGなのか。
これが
『人を「みんなのためになる事や、それにつながる自分の夢のために」利用して生きてくこと』
になった場合、果たして信念に反する生き方になるのかどうか。
そりゃぁ、お前。それはいいんだよ。私利私慾じゃなきゃいいよ。
ってなると、この人の信念に反する事は「私利私慾」であって「人を利用すること」じゃなくなるんだけど、この結果自体はどうでもよくて
これを考えてなかったらこの人は「人を利用すること」全部を敵対して見てたと思うんですよね。
ココよココよ!
自分が「絶対常識」と思ってた事が覆る瞬間!
こういうのを考えるのが超面白いのよ!
人を論破したいとかじゃないくて、自分も物事もスッゲェ面白くなってこない?!
私だけ?!
はい、いやぁ極論にもできなかったし上手に伝わらなかったと思うんですけどこの考え方が面白くて小説の物語も今すんごい盛り上がって書けています。
スマホの優先度が上がった
ちょっとスマホの買い替えは後かなーと思っていたんですけど、小説の書き始めの熱がメチャンコ上がってきたので優先順位がバカ上がりしています。
基本的にパソコンで書くんだけどさ、移動先とか寝ながらとかでも書きたいのよ。
スマホではこのアプリで書いてるんだけど
もう画面割れてて「キャーーーー!!」ってなってるモニターじゃ作業できません!
ちょっと下手したら後でどっかに行って買っちゃうかも。
ゼロから始める発達ハゲの小説生活 まとめ
というわけで、やっと小説を書く生活に戻ってまいりました「ゼロから始める発達ハゲの小説生活」。
いまさ、どれぐらいぶりに小説書いてんの?って思って見てみたんだけど
三ヶ月ぶりだってさ。
マジかよよく耐えたっつーか戻ってきたなおい。
実はこの三ヶ月間、カレンダーに「ゼロから始める発達ハゲの小説生活」の経過日を書き込んで、一日一日過ぎるたびにバッテンつけて『俺は小説書くんだぞ!』を半ば呪って生きてました。
よっしゃ戻ってきたぞマジでこのやろー!
最後に今書いてる小説の出だしって訳でもないんだけど、一部だけちょっとのせておくのでよかったら読んでみてくださんせ!
それでは!また!
過去の記事はこちらにまとめてあるのでよかったらどうぞ!
日常から
夜景が目的の若いカップルから金持ち風情の油っぽいオヤジまで。
毎日色々な連中が溜息の様に回転ドアから吐き出され、吸われて行く。
美人と同棲してから気づく処理の甘い脇の様に、彼らの部屋の足元や、愛の言葉を囁く枕元のすぐ隣で、ヒビ割れやアカサビが蜘蛛の巣の様に広がり水漏れを滴らせている。
横浜インターパークホテルはいつも艶やかに俺を見下ろしているが、俺は彼女の陰部を知ってる。このホテルの施設管理の仕事も、不満を感じないだけで続けていたら「あっ」という間に十九年も経ってしまった。
たまにコッソリと最上階の角部屋から夜景を眺めている。
値段が高いだけあって、平日はほとんど埋まる事がないデラックスツインの海側。
生活感のかけらも無い照明の消えたモノトーンの内装が月と夜景に照らされ、一面ガラス張りの部屋の角にぽつんと置かれたレンボーブリッジや赤レンガが、動く絵画の様に音も無く色とりどりに光り続ける。
そして胸ポケットからベビーチーズを一つだけ取り出し、少しずつ少しずつ大事に食べる。
このたまに観る夜景にチーズをかじりながら心を奪われていく瞬間が最高にたまらない。ドレスを纏ったアザだらけの絶世の美女に抱かれて子守歌を聴かされているような、そんな安らかさがある。
駅の向こう側で競馬に熱中している、ただ生きているだけのゴミには分からない大切な時間だ。
だが、それも今日は観ることが出来そうにない。