カイシンノステミ

毎月100冊以上の漫画&小説を読みながら発達障害でわちゃわちゃしています

【ADHDでも小説が書けるのか】120~125日目。コンサータは創作モードに入りずらい?

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ほいほーい!

ハゲてる小説家脂肪・ルムちゃんですよ。

今週はなんかちょっと「コンサータ実験生活」っぽい内容になっていますが、小説入門の本を読み返したり新しいショートショートを書き始めたりと、なかなか小説生活的にも充実した一週間でしたよ。

さぁさぁゼロから始める発達ハゲの小説生活。

120~125日目の始まりでヤンス。

過去の記事はこちらにまとめてあるのでよかったらどうぞ!

www.kaishin-no-sutemi.com

今週読んだ本はこの一冊だけ!

Amazon 小箱 単行本

今週はちょっといろいろ飛び飛びで読んでいるので、読み終わったのはこの一冊のみ。

いやー、あれですね。

私小川洋子大好きですね。 

正直、大オチも特にないしシンデレラ曲線なんて皆無なんですけど
読んでる時間がすっげぇ心地いい。

小川洋子氏は「普通ではない人たちが各々で何かと向き合うっていく」っていうのを書かせたら天下一品ですね。

ちゃんとオチがあって見せ場があってっていうのが好きな人にはお薦めできないけど、これは私は大好きよマジで。

いやぁ。

小川洋子、集めます。

本棚をついに設置しました

さすがに机の上が哲学の本とか脳科学の本とか小説とか何が何だか訳わかんない感じになってきたんで、余っていた楽天ポイントで本棚をついに購入!

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翌日に超重たい段ボールが届いて

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開けて並べて

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組み立てて

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立てて

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はい完成!

まだどこに何をしまおうか全然考えてないんですけど、とりあえず筒井康隆コーナーができたのが嬉しい!

あとは最下段にちょっと全然いらない本を追いやったので、そのうちブックオフにでも持っていこうと思います。

やっぱりあれだね、本棚が設置されるとなんつーか。

小説に触れてるなぁって、気分上がるよね。

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なんか部品余ってるけど。

コンサータは創作活動に不向きなの?

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ほとんどの皆様はご存知の通り、わたくし発達障害でございまして「コンサータ」なんぞを服用しているのですが

なんとそのコンサータが、創造性に関して良くない効果があるという疑惑が登場。

きっかけはツイッターで見かけたこちらの呟きなのですが

これマジだった超嫌なんですけどぉ。

実は私、今まで小説はコンサータが切れた夜中に書いていたんですよね。

日中に書くとこれってうまくいかないカモってことでしょ?

というわけで、早速実験をしてみることにしましたぜ。

コンサータを飲んで効果が出てきたと実感したあたりから、書きかけ小説の続きを開始。

と、思って取り掛かってみるんですけどね。

全く筆が進みません。

いや、書き進める事もできるし新しいアイディアっぽいのも出てくるんだけど

なんつーか「えーこれ私が書かなくてもよくなーい?」みたいな『自分の子じゃない何か』が出来上がっていく感じなんですよ。

そんで状況を整理しようとしたり、全体を確認しようとしてプロット作りなんかをしてみるとコッチは超絶サクサク進むんです。

これはあれかね、制作はできるけど"創作"はやりづらくなる感じなのかね。

無駄の中にある"何か"に意味を見つけられなくなってくる?

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今のところの仮説としては、多分絵にしても音楽にしてもなんにしても『プロダクト』を制作するんだったらコンサータはすごくいいんじゃないかと。

かなり合理的に物事も運べるし、それこそ消費者に無駄を与えても良くないし。

ただマジで自分の中の何かを吐き出す系の創作に関しては、コンサータはちょっと足を引っ張っちゃうかも。

なんつーか、創作中に客観が発動してブレーキかけちゃう感じなんだよなぁ。

だからコンサータと創作の仲のいい付き合い方は

  1. 創作の初期衝動はコンサータなしで一気に「石の中の美女」を見つける!
  2. だいたい全体がまとまって確認作業になったらコンサータで冷静に!

だと調子よく物事が運ぶんじゃないでしょうか?

これもどっかでもう一回実験してみようと思うけど、多分当たってる気がするんだよなぁ。

コンサータもちょっと創作する時には考えもんですな。

久しぶりに小説入門本を読み返してみた

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あと今週は、三ヶ月前に読んだ小説入門系の本をちょっと読み返してみました。 

そしたらやっぱりあれだねー。

全然いろいろ忘れてるねー。

というわけで、今回ちょっと忘れていた事を備忘録も含めてまとめようと思います。

ざっと箇条書きにするとこんな感じ。

  • 起承転結を考える
  • 語りたいことを逆のもので語らせる
  • 飾りをズラす
  • 小道具を有効に使う
  • 登場人物の五感を使う
  • 序盤で読み手に絵を見せる
  • なぁなぁからリアルに落としこむ
  • 説明をしないで描写をする
  • 言いたいことのポイントを絞る
  • 書く時は主観・読み直す時は客観
  • 哲学のフレーズにこだわるな
  • 風景は何かの運動とともにある

ほい、じゃあ簡単に一口メモ程度にひとつひとつ書いていきましょう。 

起承転結を考える

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個人的にはシンデレラ曲線的なわかりやすい物語もさっきの小箱みたいにオチなし系のものも好きなんだけど、 だからと言って起承転結を何も考えないでやってちゃいかんよね。

考えた・頭にあった上で外したり気にしなくするならいいけど、最初から頭にないのはちっとダメだよなぁと反省。

天才じゃないんだから、ちゃんと書き始めでも書く前でもどこかで一度考えましょう。

語りたいことを逆のもので語らせる

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ついつい登場人物の気持ちをそのまま書いちゃったりしがちだけど、こういう時は逆の物に語らせるような描写をしてみたいお。

  • 心⇄体
  • 怒り⇄喜び
  • 孤独⇄社会

などなど、この辺が体に染み付いて考えなくてもスラスラできたら最高です。

飾りをズラす

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副詞・形容詞で済ますのか、比喩なのか慣用句なのか、それとも自分なりの飾り言葉なのか。

いやー、これは小説の超大事な部分だからマジで考えないとなぁ。

リライトの時に考えてもよさそうだけど、そうすると空気感がでなさそうだもんなぁ。

めちゃくちゃ課題。

多分一生の課題。

小道具を有効に使う

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この小道具に関しては、web小説のサイトのコンテストに応募しようとするとイヤでも考えることになるので結構他のに比べてはできている方じゃないかなぁ。

ただ、一回全部書き終わった後でもう一度プロットとか見直して考えたりすると、伏線的にもっと良い小道具登場ポイントとかありそうだよね。

書く小説の内容によって見直しの必要ありっすな。

登場人物の五感を使う

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これねー。

小説の登場人物が頭でリアルに思い浮かべる時は自然にそこまで考えるけど、ふわっとしてる時ってダメだよねー。

ちょっと登場人物はやっぱり身近な人にしてみよかなぁ。

序盤で読み手に絵を見せる

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最初の書き出しからできれば2ページ以内には、ちゃんと読んでる人にビジュアル的に頭の中にイメージが浮かぶようにしたいですな!

ってかどの小説読んでも大抵そうなってますしな!

こういう初歩的なとこ全然頭に入ってないからハゲてんですよねまったく!

なぁなぁからリアルに落としこむ

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書いている内容をちゃんと「自分常識」で片付けないで、突拍子のないことでも読んでる人にリアルに伝わるようにしないとダメですな!

こういうのをするのにやっぱり「序盤で絵でイメージさせる」こととかが大事になるよなぁ。

ハリーポッターが空を飛ぶのは全然嘘くさくないもんね。

説明をしないで描写をする

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やりがちー。

説明しがちー。

小説なんだから言葉で説明しないで描写で伝えないとね。

いやー、これ超大事だよなぁー。

言いたいことのポイントを絞る

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ってか言いたいことを書く前にちゃんと確認すべきですよな!

いやぁ、この辺がちょっとブレたりふわっとしてるとただのオナニー文章になっちゃうもんなぁ。

しかもだいたい8000文字以内の短編だと、言いたいことを絞っていかないと全然書ききれなくなるしね。

4000文字なんかマジで一個を最速でいかないと間に合わないっすよ本当。

書く時は主観・読み直す時は客観

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これはマジで大事ね。

一番大事なのは発達障害的には「読み直す時は客観」よりも「書く時は主観」ですな。

そこのスイッチを入れられないとマジで超つまんない文章になるからなぁ。

哲学のフレーズにこだわるな

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これは結果的にならずにすんでるけど、ちゃんと肝に銘じておかなくちゃいけないっす。

哲学の「フレーズ」なんかマジでどうでもよくて、大事なのはそのフレーズにたどり着いたまでの思考プロセスだからね。

ちゃんとその哲学者の本を1冊でも熟読すればこれにはハマらないから、読めば良いだけだしね。

風景は何かの運動とともにある

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そうなんだよなぁ。

静止している風景なんかこの世にないからなぁ。

これ本当意識したい。

ゼロから始める発達ハゲの小説生活120~125日目 まとめ

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というわけで、後半はマジで私のメモ帳と化してしまいましたな!

ごめんちょ!

いんやぁそれにしても、コンサータがまさか創作活動に影響するとは思わなんだなぁ。

ドーパミンが増えるとなんか創作的になりそうなもんなんだけどね。

ちょっとなんか「コンサータ実験生活」みたいな感じになっちゃったけど、このへんも実験してどの状態が自分が良いかを見ていこうかなぁ。

っていっても、今まで作曲も作詞も全部シラフでやってたから多分シラフが一番楽しいんだろうなぁ。 

それでは!また!