【ADHDでも小説が書けるのか】4日目。現在できてる冒頭部分と小説のマナーについて
はい、引き続き飽きずに四日目を迎えました「ゼロから始める発達ハゲの小説生活」。
新サイトの立ち上げやら記事作成で、あまりまとめて時間は取っていませんが合間の休憩時間や移動時間にスマホでプチプチと書き進めております。
そしてどうやら、小説の書き方にはマナーがあるようでございます。
えー、そんなの全然知らなかったよー!
というわけで今日もプニプニ検索しつつ、小説の書き方のオンベンキョとなりました。
4日目の始まりでヤンス。
※一番最後に今できてる冒頭部分も載せたのでよかったら読んでくださいマシィ。
過去の記事はこちらにまとめてあるのでよかったらどうぞ!
三点リーダやダッシュ使い方があるなんて
薄々そんな気はしていたけど、どうやら小説には書き方の作法がいろいろあるようで、中でも驚いたのは「―」と「…」にルールが存在してて、それを破ろうものなら
「こんな素人くさいもの読めるかボケ!」
と一瞥されてしまうらしい。
マジで???
ちなみに「―」はダッシュと言って
「――ッ!」
こんな感じに使われてるやつね。時間経過とか間を表現するのに使われるやつだよね。
そして「…」が三点リーダっていう名前で
「……む?」
こんな感じに使われますな。こっちも間とかで使うけど、弱々しさとか沈黙なんかも表現するのに登場しますな。
そんでこれの使い方のルールなんだけど、「偶数個(2.4.6…)連続させて使う」のがマナーみたいよ。「……」で2回。「…………」で4回だね。
「………」はだめ。3回だから。
なんで?!
ちょっとイマイチわからないけど、きっと「ト音記号はこう書くんだ!」みたいなものだと思うので、使うときは気をつけて偶数回にしようと思います。
あ、あと「」や()などの、かっこの中の文字の文末には「。」を入れないで閉じるっていうのもマナーみたいで
「こんな、感じですね」
って感じに「。」を入れないで閉じるんだって。
これは小説読んでてなんとなく気がついてたけど、これも細かくルールになってるんだなぁ。
いったいこういうルールは後どれくらいあるんだろ??
これで打ち止めかな。こりゃそのうち小説の本を一度買ったほうが良さそうだな。
目的を持って小説を買い込んでみた
前回「やる気を出すために小説を買うぞ!」と意気込み、ざくざくっと買ってみました。この立っておいてあるのはまだ全部読み終えてないやつだすな。
星新一の「ショートショートの広場」は一般応募からのショートショートが掲載されてるのですごく面白い。
なんかアイディア一発系のものもあって、なかなか参考になる。
あとはどうしても読みたかった
- アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
- ゴールデンボーイ
- 最悪
この辺がゲットできて嬉しかったでござる。
「小説を書くぞ!」と思い立ってからは、小説を読みたびに「へぇー!」という発見があって面白いけど、純粋に物語に感動しなくなるのは嫌なのでその辺は気をつけないとなぁ。
まとめて小説を考える時間を確保したい!
そして肝心の「お前書いとるんかいな!」なのですが
書いてますよ。でも、ちゃんと時間確保しなあかんね。
という状態でござんす。
今新しいサイトの立ち上げなんかもしてて、ちょっと正直「真面目に小説考えてんの?!」というわれると「か、考えてます!」てどもっちゃう感じなので、明日あたり時間をまとめて取って小説書き書きモードにしてみたいと思います。
最後に今書いてる冒頭部分だけ乗っけておくので、よかったら読んでみて
「てめーコレ超つまんねーぞ!」って思ったらどのへんがつまんないか、是非教えてくださいませ!
「全部だよバーカ!」って人がいたら
もうちょっとオブラートに包んで教えてくれたら嬉しいです。
小説が書きたくなったから書き始めてみる まとめ
はい、というわけで本当にミジンコのような速度で進んでいます「ゼロから始める発達ハゲの小説生活」。
全然文章書いてないやー!と思ったんですが、ブログとかで書いてるのを含めるとなんだかんだ1日4000~6000文字は書いてるんだけど、「文藝ハッカソン」によるとこれの10倍は書かないとダメなんでしょ?
アイディアも考えなきゃいけないし、こりゃ小説家の人ってマジで大変だな。
今のところめちゃくちゃ楽しいので、「ゼロから始める発達ハゲの小説生活」はまだまだ続きそうでございます!
最後に、現在の冒頭部分はこんな感じ
だいたいこれで1000文字くらいでございまする。
7時55分 JR横浜線 東神奈川行き。
昨日と同じ、新しい戦争の始まりだ。到着した電車の焦らすようなスローモーションにイラだちつつ、ドアが開くと同時に1番近い座席の前まで全速力で走り抜ける。吊り革に手をかける姿はさながらビーチフラッグだ。
(よし、取った)
こなれた調子でいつもの獲物を手にした喜びも束の間、その後も人波が第2波、第3波と押し寄せる。絶対に座ってはいけない。
「駆け込み乗車はおやめください」年中花粉症の様な駅員のアナウンスが二回、繰り返される。
あと一回、もう一回だ。早くもう一度繰り返せ。「駆け込み乗車はおやめください。二番線、東神奈川行き、まもなく発車しまぁす」
風船の空気が抜けるような音とは対照的に、電車はさらに膨張する。
痴漢の疑いがかからないよう必死に両手で吊り革を握り締め、やっと今日も、電車は出発した。
目の前に座ってしまった小太りの中年が、エアコン全開の車内で汗を拭いながら、チャイルドプレイのチャッキーのような不気味な笑みを浮かべ、必死に周りを見回している。
お気の毒さまだ。どこまでかは知らんがこれから先、この男は目的地まで老人と妊婦に目を張り続けなくてはならない。もし、一駅分でも彼らを見逃そうものなら、マタハラ、もしくはエイハラで断首市中引き回しの刑である。
まったく、エイヒレならさておきエイジハラスメントなんぞ貰ってもタダの貰い事故だ。電車で座席につくのは、もはや電気椅子に座るのに近いものがある。しかし、こっちもここからが正念場である。スマハラでいつ槍玉に掲げられるかわかったもんじゃない。
最近、新しく登場した「スマハラ」は「お前のツラよりもスマホを見たほうが有意義である」と言われてるように感じて心が傷ついてしまう、という、よもやトバッチリにしか感じられない暴論なのだが、こう感じてしまうのは俺も老害に足を踏み入れてしまっている証拠なのだろうか。スマホを使うときは迅速に、速やかに済まさねばならない。
「たしかに、目の前でスマホばっかりいじられたらいい気分じゃないしな」
そう心の中で呟きながら、窓の外で高速に流れる電信柱の電線の上に想像上の忍者を走らせつつ、心の底の若さにしがみついた。この抜け忍の登場も今や日課であり、そして三駅後のヨドバシカメラ前で電線がなくなり、彼が死ぬしかないのも知っている。
それでは!また!