なぜ大人の発達障害はローン地獄にハマるのか!仕組みだけでも知りたい奴ァ俺んとこ来い!【ADHDでもASDでも】
やぁ!発達障害のおっきいお友達のみんな!
借金、してるかなー★
お兄さんはココで言えない様な借金してたよー(怒号
言ったらみんな引いちゃうか
「あ、私まだ大丈夫かも」
ってよくわかんない希望の光を見てウシジマくんみたいになっちゃうから内緒だよ♬
だって発達障害には浪費しやすいメカニズムがあるからね!
自分だけ大丈夫だと思っても無駄だからね!
さて、というわけで今回は「発達障害の浪費グセ」に焦点を当てて、
- 発達障害はどんな症状が原因で「浪費をしてしまう仕組み」を持っているのか
- ローン地獄を回避できる私の簡単な「浪費グセ対策」
をご紹介していこうと思います。
さぁ!早速いってみよう!
- なぜ発達障害(ADHD/ASD)はローン地獄にハマるの?
- 私がやっていた脱・ローン地獄の『浪費グセ対策』
- なぜ大人の発達障害はローン地獄にハマるのか!仕組みだけでも知りたい奴ァ俺んとこ来い!【ADHDでもASDでも】まとめ
なぜ発達障害(ADHD/ASD)はローン地獄にハマるの?
ここで簡単に「なぜ発達障害は浪費・借金をしやすいのか」の原因を並べると
- お金の管理が苦手(ADHD/不注意)
- 衝動買いをしてしまう(ADHD/衝動性)
- 借金額を把握できない(ADHD/不注意・ ASD/ 無関心)
- 借金してでも欲しいんだよ!(ASD/こだわり)
っていう具合で、脳みそのバグで「使っちゃてもしょうがないよね♬」な仕組みになっているんですな。
それでは一個一個「それわかるわぁ〜」な説明をしていきましょう!
お金の管理が苦手(ADHD/不注意)
忘れ物や遅刻なんかに直結しているADHDの「不注意」ですが、こいつは浪費癖にも大いに一役買っています。
どんな感じにこいつが迷惑をかけてくるかというと
- 家計簿が続かない
(家計簿をつける事自体を忘れる) - 「お金を使った事」や「支払いの有無」、「請求書の存在」を忘れる
(使った事や払った事、払うべき事を覚えていられない)
などが顕著な例で、いざ「家計簿でも始めるか!」と意気込んでみても続きやしない!
それでもどうにか踏ん張って「なにくそ!意地でも続けるぞ!」と努力したところで
ある日突然、かくれんぼしていた請求書が
「みつかっ…ちゃっ…た」って帰ってきたりして。
あーもうしらねぇよバカ!
になっちゃうんですな。
衝動買いをしてしまう(ADHD/衝動性)
イライラしたりした時に「バーン!」ってしたくなっちゃうADHDの衝動性ですが、こいつはお金にも『衝動買い』という形で暴れ出し始めます。
これは結構有名だし、身に覚えがある人は多いんじゃ無いかな?
買い物してたらなんか「これほしーかもー」って思って
そのままレジまで持って行って買っちゃうアレね。
本当に使えるものや必要なものならいいんですが、買ったものが2週間後には「いらない子」になってしまってゴミになったり、最悪「いらない!」と思っても捨てるのがもったいなくて部屋が散らかる原因になったりもします。
特にこの「衝動買い」については、ストレス解消の一つになってしまっている人もいるのでなかなか止めれなかったりするのもかなり厄介。
借金額を把握できない(ADHD/不注意・ ASD/ 無関心)
これはADHDとASD(アスペルガー)で原因が異なるのですが
ADHDの場合は「お金の管理が苦手(ADHD/不注意)」で説明したのと同じ原理で、「家計簿をつける事」や「お金の支出」を忘れてしまう事が原因。
ASD(アスペルガー)の場合は、ここで「無関心」が起動します。
わかりやすく言うと、「お金の計算」や「借金」について『関心がないからどうでもいい』んです。
「いやいや!俺、借金減らしたいし!」って気持ちがあるのは嘘じゃ無いんですが
例えばあなたが「アニメ好き」だとします。
借金が今自分がどれくらいあるか
と
今期の覇権アニメの録画を観るの
どっちが興味満々?と聞かれた秒速で「アニメの録画を観る」でしょ?
これは私の持論なんですが
ASDの人は興味レベルがMAXのもの以外は能動的には着手しない
というパターンが多いんです。
悪い言い方すると「やりたい事しかしない」って事ですね。
小説を読みたいなーという気持ちがあっても『小説読みたいレベルが70%』で、『アニメを観たいレベルが100%』ならアニメを観る事を優先して、小説はなかなか読みません。
だから「借金を把握して解消したい!」と思っても、それが「しなきゃいけない事」じゃなくて、「心からやりたい事100%!」に変わらないと出来ないんですね。
借金してでも欲しいんだよ!(ASD/こだわり)
だって欲しいんだもん!
と、こっちは「興味レベル100%」や「こだわり」で浪費をしてしまうパターン。
興味レベルが100%のモノ(大好きなアニメの初回特典付きBDとか)など、自分の「こだわり」が強いものは
いくら借金をしてでも手に入れちゃうアレです。
やばいよねー。
買っちゃうよねー(遠い目)
私がやっていた脱・ローン地獄の『浪費グセ対策』
と、こんな感じの要素がアクロバティックに積みかさなり、私もそれはそれはエグいローン地獄を味わってまいりました。
あれよね。
借金を払うために借金するなんて基本よ、基本。
ですが!
いい歳ブッこいて30歳過ぎて自分が発達障害だと知ったらそりゃあ対策もしますわ!
というわけで、ここで私が今までやっていて「満足していた」浪費グセ対策をちょっとご紹介したいと思います。
ざっと書くとこんな感じ!
- 欲しいものが登場したら「欲しい気持ち」を熟成させる
- 「私はこれで生きていく」と決めたものだけ『即買い』
- クレジットカードを燃やす
- 支払いするものはすべて給料日に封筒に振り分ける
参考程度に興味があったら、みなさん自分になりに改造してやってみてくださいません。
欲しいものが登場したら「欲しい気持ち」を熟成させる
買い物してたり街でなんとなく見かけたもので「えー!欲しい!」と思ったモノは
絶対その場で買わないで、一度家まで帰るのよ。
そんで2週間くらい経ってもまだ欲しい気持ちが続いていたら、それはマジで欲しいか必要なものなので次回の買い物の時に買います。
これはAmazonなどの通販系も同じで、なんとなくネットサーフィンで「欲しい!」と思ったものは一度カートに入れて忘れないようにしつつ、2週間ほど「欲しい気持ち」を熟成させます。
熟成されずに腐って無くなる程度の「欲しい気持ち」ならそいつは必要無い!
これで「衝動買い」は結構抑える事ができました。
「私はこれで生きていく」と決めたものだけ『即買い』
こっちは逆に「こだわり」のものを自分で厳選して決めて『それだけは即買い』する事で、自分のやる気をアップさせていました。
ただ、この場合の「こだわり」は「好き!」とかのレベルじゃなくて
私はこれで生きていくんです。ってやつね。
私の場合でいうと
- 小説
- 小説に関する書籍
- 発達障害関連に属する書籍
この3点のみです。
この3点で自分が『マジかよコレ!』ってときめいてしまったものは
「明日からワダスはもやししか食べません!」と宣言して即買いしています。
これなら衝動買いしても絶対に無駄にしないし、その他のもので衝動買いするのも自分の中で『ルール違反』になるので抑止力として「こだわり」が機能してくれます。
クレジットカードを燃やす
あんな悪霊は成仏させるのだ。
財布に入れておくとすぐに「みつかっちゃった!」っていって「あそぼ!」になってしまうので、こんな悪霊はすぐに成仏させるに限ります。
支払いするものはすべて給料日に封筒に振り分ける
と、やっぱり形のないクレジットカードとか電子マネーはADHD/ASDの私にとって「不安を感じさせる異教徒の魔術」でしかありません。
なので、現物主義全開で支払い物は給料日に口座からすべてのお金を引きだして、封筒にすべて分配していました。
主に分けていた内容は
- 光熱費(電気・ガス・水道)
- 通信費(携帯・インターネット)
- 食費(一ヶ月分まるまる)
- なにかあった時の緊急資金(5000〜10000円)
- 貯金(月のよってまちまち)
こんな感じで、あとは支払えるものはすぐに封筒を持って支払いにいく!
これでなんとか「支払い忘れ」や忘れていた時の「資金不足」が起きる事がだいぶ減りました。
なぜ大人の発達障害はローン地獄にハマるのか!仕組みだけでも知りたい奴ァ俺んとこ来い!【ADHDでもASDでも】まとめ
はい、というわけで今回は「なぜ発達障害(ADHD/ASD)はローン地獄にハマるのか」というのを理屈でご紹介してみました。
今回これを取り上げたのは、実は「発達障害の実験生活」の方で『発達浪費ブッころ生活』というのを始めまして。
その記事の導入部分を書いていたらあまりにも記事のボリュームが増えすぎたので、ちょっと分割して別記事にしてみた次第であります。
なので先ほど紹介した『浪費グセ対策』も「私がやっていた」過去のもので、正直ベストな対策では無いと思っています。
が!効果はそれなりにありますし、気軽に手をつけれるものにはなっていますので興味があったら試してみてください。
そして、この記事と同時で開始します『発達浪費ブッころ生活』。
ついに「異教徒の魔術」であるクレジットカードを解放して実験して行こうと思います。
なので、本当にコエーけど読んでみてね。
発達障害のみなさま。
私が借金まみれになったらマジで笑ってくれよな。