【ビジネス書でも小説も】発達障害はやっぱり本を読むべきだと私は思います。【ADHD・アスペの読書のすすめ】
最近「小説って時間かかる割に物語を読むだけだし、コスパ悪くね?」って思ってましたが、15年ぶりに読んでみるといいコトずくめ。
集中力も続かないし読めなさそうだなぁーと長い間敬遠していましたが
読んでみるとADHDにもASD(アスペルガー)にも良さそうな効果がビンビンあるので、今日はそちらの方をご紹介!
私はやっぱり発達障害は本を読むべきだと思います。
新しい情報をゲットするコトができる
発達障害を持っていると「自分の決めたコト以外の変化を嫌う」性質があるので、人から指摘された「新しいコト」を受け入れるのがさらに困難になってしまいます。
が、自分から起こす行動からなら変化を余裕で受け入れられちゃうんです。
「この作品すごくいいよ!」って進められても全然興味も見もしないくせに、その後自分で見つけると「超いいじゃんこれー!」って大騒ぎする感じ。
身に覚えありませんか?
やっぱり人間、変化がないと脳みそがドンドン働くのをさぼっちゃいます。
変化を嫌う、いわゆる「おじさん化」状態ですね。
そこで読書です。
ビジネス書はもちろん、小説でも新しい情報はガンガン入ってきます。
自分で読んだ文章の意味を自分で嚙み砕いで自分に吸収させる。
そうすると、意外にも他の場面でも新しいコトを吸収しやすくなったりします。
友人に言われた一言や職場の上司の助言など、今までよりも素直に受け入れられたりもするので、「おじさん化」を回避しつつ読書で楽しみながら「新しい自分」もゲットしてみてはどうでしょう?
集中力を長時間使う練習になる
「落ち着きのないADHDに長時間の読書は無理でしょ!」とお思いのあなた。
そうよ。超厳しいよ。
自分が面白くない本ならな!
ので、読書を始める(続ける)にあたっては、ラノベでも何でもいいので「自分の好きな面白い本」を最初の一冊として見つけましょう。
自分が「なにこれ!読みたい!」と思える本を最初の一冊にするんです。
その本を楽しく読み終えたら、次は「読みたい!」っていう本と「読んでみたい本」を購入して、一冊読んで微妙だったらすぐ次の本に行っちゃう。
そうすれば読書はだいたい習慣付きます。
読書が続かないのは「あなたが悪い」わけじゃなくて「本があなたに合わなかった」だけです。
面白い本であればADHDでも読書が「やりたいコト」に変わるので集中力が続きます。
もちろん、読んでいて「やべ違うコト考えてた!」ってなって1ページくらい戻るコトもしばしば発生しますが、それでも読書はやめずに続けられますし、読書以外の場面でも集中力の継続時間は伸びてきます。
「集中力続かないしなぁ」と諦めないで、自分が心から面白いと思える本に出会ってみましょう。
こちらに最初の1冊に良さげな「どんでん返し」がキレッキレの本を5冊まとめてみたので、良かったら見てみてください。
想像力を長時間使うコトになる
読書は「想像力が欠如している」と言われるASD(アスペルガー)には、非常に良い「想像力を養う訓練」になります。
漫画やアニメと違い、当たり前ですが文字しかありません。
その文字だけの中で「登場人物の顔」や「作者の言わんとする本質」などを想像しながら本を読んでいくのですが
「想像力が欠如してたら小説読んでも面白くなくない?」とお思いのそこのあなた!
逆に案外楽だったりもするんですよ。
いくら人の顔から感情が読めないって言っても「怪訝な顔でこちらを見た」とか書いてあればイヤでも「あ、いい印象じゃないのねコレ」ってわかるちゅーの。
っていうか人とコミュニケーションしてる時も頭の上にポップで【Now!!怪訝な顔】とか表示して欲しいくらいだわ。
というわけで、「どんな場所かな?」「どんな人かな」と想像力を使って考える練習をしつつ、物語の方は「焦燥しきった目で」とか言ってくれる小説は、想像力の練習にも補助にもなる便利ツールなので、是非ともみなさまお試しあれ。
超コスパのいい趣味になる場合がある
ネットで「小説 オススメ 名作」とか検索して何冊か目星をつけたらブックオフに行ってみなさい。
「100円セール!」のコーナーに超絶面白い小説が眠っているから。
100円で6時間くらいの超楽しい時間をゲットできるから。
と言っても、もちろん自分には合わない「何だよこれ!」っていう本もあるので、そういう時は「人生の時間を返せバカ!」って思ったりもしますが、この辺は口コミをちゃんと読んだり、徐々に読書中に見切りをつける力を養っていきましょう!
うまくいけば映画の1/20の値段で3倍以上の楽しみを得るコトもできるので、これに関しては多少ギャンブル感もありますが、ソコも楽しんで読書を始めてみてはいかがでしょうか?
発達障害はやっぱり本を読むべきだと私は思います まとめ
というわけで、本を読むコトを大プッシュしまくった今回の記事ですが
一番大事なのは自分の「素敵な最初の一冊」を見つけるコトです。
その一冊さえ見つかれば読書は最高に素敵な趣味なります。
ちなみに私の最初の一冊は確か東野圭吾氏の「パラレルワールド・ラブストーリー」 だった気がするなぁ。
Amazon パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)
今確か映画もやってるとおもうので、興味があったら原作を読んでから劇場に足を運んでみるのもどうでしょうか?
まぁ!漫画も本当に大好きなんですけど、最近は小説に浮気しているルムでございましました!
それでは!また!