ADHDはスケジュールが苦手!『時間を触って管理しようボード』を作ってみた件【発達障害】
はいはい、発達障害のみなさま。
どうですか?
スケジュール管理、できてますか?
私、何にも縛られたくないの。
アゲハチョウみたいに自由なレディでいたいの。
なんてワガママを言っても、予定は毎日入ってくるわけで
お仕事の締め切りをちゃんと守ったり
余裕あるスケジュールで毎日気持ち良く過ごしたり
自分のやりたいことにも時間を上手に使っていきたいって
本当はみんなそう思ってるよね。
今回は全然試作品の段階で胸張って報告できるレベルのものじゃないんだけど
ちょっぴりフライング気味に思いついたことをご報告してみたいと思います。
私ね、やっぱり
やりたいことを思いっきりやりたいの。
- 【ADHDの予定管理】1週間「やりたいこと」だけをやってみて思ったこと
- 【ADHDの予定管理】毎日を3日で区切るようにしてみました
- 【ADHDの予定管理】私は時間をお金のように使いたい
- 【ADHDの予定管理】『時間を物理的に管理しようボード』を作ってみた
- ADHDはスケジュールが苦手!『時間を触って管理しようボード』を作ってみた件【発達障害】まとめ
【ADHDの予定管理】1週間「やりたいこと」だけをやってみて思ったこと
このブログを以前からお読みの方でしたらご存知かと思いますが
私、小説なんかを書こうとしておりまして。
何を読んでも聞いても「とにかくちゃんとしたものを1本書き上げないとだめ!」という声が非常に多いので
「それじゃあやったるわい!」と先週、1週間まるまるブログをお休みしたんですよ。
んでね、まぁ小説は書けたのかどうなのかと言いますと
全く書けてませんな。
えー、この辺の言い訳に関しては後日「ゼロから始める発達ハゲの小説生活 」の方でさせていただくとしまして
今回はその1週間で感じた「時間の使い方」について書いていこうと思います。
【読み飛ばしていいよ1】時間の使い方を意識したきっかけについて
この1週間、小説を書くこと(やりたいこと)に向けての行動だけをひたすらやってたわけですが、それはそれは充実していたわけですよ。
こんな本も20時間近くかけて読破できましたしね。
はい、遊んでないアッピールさせていただきましたスンマセン。
いやぁ、本当に楽しくて楽しくてしょうがない1週間だったんですよね。
それで考えた結果、私思ったんです。
これ、月1でやりてぇ。
ってね。
ただ毎月1週間も定期的にブログを休むのは、せっかく読んでくれてる人に申し訳ない。
というわけで
「また1週間ブログをお休みしつつ記事を貯金するにはどうしたらよかんべ?」
を思っくそ考えてみたわけでございます。
【ADHDの予定管理】毎日を3日で区切るようにしてみました
単純計算してみますと
1ヶ月=30日だとして、1週間休むとなると30-7=23日。
つまり、23日で30個の記事を書き上げればいいわけですな。
ただし、私のお仕事は実は夜勤でございまして
- 仕事休みの日
- 夜勤
- 夜勤明け
この3日間の繰り返しの毎日なんですよ。
この状態で『23日で30記事書く』っつーのをどう考えたらいいべかねー?
って悩んでいたんですが
パッと思いついたのでございます。
私の"1週間"は3日間にしちゃおうってね!
【読み飛ばしていいよ2】月や週の概念を1回ぶっ壊しちゃいましょう
そうだよね〜にゃんにゃんは月とか週とか関係ないもんね〜!!
はい、すいませんでした。
これは大体の人には当てはまらないお話なのでスッ飛ばしてもらって構わないのですが
さっきも言った通り、私の夜勤のスケジュールって1勤2休の3日で動いてるんですよ。
だもんで、曜日感覚もへったくれもないわけです。
こんな私にとって「1週間」とか「1ヶ月」って単位は
マジで意味がないなと。
そういう時間をくくる概念は「他人と関わるとき」にだけ考えればいいじゃんね?
私の"1週間"は3日間でいいんじゃね?
と、まとまった次第でございます。
こう考えると3日間×7回で21日。
つまり、3日間に4記事を書けば
21日後には7回分の記事の貯金ができるじゃないっすか。
というわけで
私の1週間はこれから3日間で回ることにします。
【ADHDの予定管理】私は時間をお金のように使いたい
さてさて「私の"1週間"は3日間!」とか気の触れたことを思いついたはいいものの
いったいどうやったら「ちゃんと時間を管理」できるかってことなんですよね。
ご存知のとおり、私は発達障害でバリバリのADHDとASDのチャンポンでございます。
スケジュール管理なんか苦手中の苦手もいいトコですわ。
ただ、同じく苦手な「金銭管理」に関しては
【浪費ADHD治療生活】ADHD・ASDでも浪費癖は治療できるのか?のおかげで
前よりはできるようになってる、と思う。
お金はクレジットとかやめて
全部現金で物理的に管理したらできるようになったんだよなぁ。
時間なんかその辺に転がってないし、下手したらお金よりも浪費しちゃってるよねぇ。
いつも「まだ時間あるっしょ!」つって軽く考えちゃうしさぁ。
アプリのスケジュール管理系も軒並みちゃんと使えなかったし。
時間もお金みたいに財布に入ればいいのになぁ。
そしたら絶対ケチったりもできるのになぁ。
スケジュールも物理的に管理できたらいいのになぁ。
って悩みに悩んで考えた結果。
1個ちょっと思いついちゃったかもしんないよ私。
だったら物理的に時間を管理すればいいんじゃね?
【ADHDの予定管理】『時間を物理的に管理しようボード』を作ってみた
はい!こんな感じ!
つっても何がなんだかさっぱり分からないと思うので、ご説明いたしますと
左から順番に「休日」→「夜勤の日」→「夜勤明け」になっておりまして
それぞれの日の「自分の使える時間」をマグネットで貼って表したわけです。
(ここでいう「自分の使える時間」は睡眠時間と仕事中を除いたものです!)
- 赤枠で囲っているのが「時刻」
- 青枠で囲った方の大きいマグネットが「1時間」で、細い方は「30分」
あとは「その日にやること」をマグネットに記入して
手でペタペタ移動するだけ!
そんで何か予定が追加された時は
FreeTime(フリータイム)で用意しておいた2.5時間分のマグネットに記入して
ささっと任意の場所に移動するだけ!
はい、いいですよ。
大丈夫です。
「それなんの意味あんの?」って疑問はバンバン出てきますよね。
あのね、これさ。
マグネットが「時間」を表してるんだけど
その日に「自分が使える時間分」しかマグネットを配置してないんですよ。
つまり何が言いたいかというと
予定を組む時に、その予定が「何時間かかるか」さえちゃんと考えれば
1日に使える時間を絶対オーバーしないわけです。
しかも、このマグネットに睡眠時間は入れてないので
どんなにいじくっても睡眠時間を削るという暴挙に出れない!
(少なくともこのボード上では!)
そんでもって予想外に効果があったのが
- 赤の丸いマグネットは「やりたいこと」
- 青の丸いマグネッットは「しなきゃいけないこと」
に対してそれぞれくっつけてみたんですけどね。
私、3日間でやりたいことに使える時間が4時間しかないんだって。
マジでドン引き。
【予想】物理的に「手で時間をいじる」と危機感が出るんじゃないか?
これはボードを制作途中のマグネットの画像なんですけんどもね。
言ったらコレが「時間」なんですよ。
このマグネットが自分が1日に使える、自分が手にしている時間なわけです。
なんとなく毎日「いいよー、じゃあ明日の午後で!」なんて簡単に約束していることでも
いざこのマグネットをに記入して貼り付けようとするとですね。
めっちゃ渋るようになります。
えー、マジでフリータイムから2時間使っちゃうの?
とか
やべーじゃんブログ書く時間ガンガン減りそうなんだけど。
などなどで、驚くほど時間に対してケチンボになっちゃうんですな。
『いやー、そんなにピリピリして毎日過ごしたくなくね?』
って思う人もいるかもしんないけど
いやいや、やりたいことの時間が減るのはやっぱりイヤだってば!
今のところの感じですと
なんとなく入れていた友人との時間も、自分の時間としっかり天秤にかけるようになって予定に入れた時に「ちゃんとこの時間は楽しもう!」と感じるようになったし
自分のなんとなくの行動も一個一個メリハリがついてる感じもするので結構いい感じ。
クレジットカードの件もそうだけど
やっぱり実体のないものって発達障害・ADHDだとすごくルーズになりやすいので
こうやって手で触れるようにするとなんか変わると思うんだよなぁ。
現状はまだ試作品の段階なので、これから使っていくうちにアップデートして
「これだったら結構みんな便利かもしれんぞ!」と思ったら詳しく記事にしますけど
いやぁ、かなり感触いいぞコレ。
ADHDはスケジュールが苦手!『時間を触って管理しようボード』を作ってみた件【発達障害】まとめ
ほいほい、というわけで今回は1週間の間やりたいことだけをやってみて
時間の使い方に対してちょっとアプローチを変えてみようと思ってやってみたことをフライング気味にご報告してみました。
このまま1ヶ月くらい運用してみて
今後どういったアップデートがされるかもわかりませんし
ぶっちゃけこれ使えねーわってやめるかもしんないですけどね。
私は便利になっても
普通に1週間が7日で過ごしている人にも便利にならないと紹介してもしょうがないもんなぁ。
まぁまぁ!どうなるかわかりませんが
この「見えないものを物理的に」な感じが良い気がするんですよ私は!
だもんで、みなさんも「こうしたらどう?」とか「それじゃダメでしょ!」などあったらガンガン教えてくださいませ!
ツイッターでもブログのコメントでもなんでも、ぜひおねげーいたしますだ。
というわけで、今日はここまででござる。
ほいたら、また!