カイシンノステミ

毎月100冊以上の漫画&小説を読みながら発達障害でわちゃわちゃしています

4月5週に読んだけど記事にしなかったマンガたちアソート2

今回も4月の5週目に読んだけど記事にしなかったマンガをアソートでいくつかさらっとご紹介。

※基本的に巻数が書いてあるのはその巻までは追っているマンガなのでオススメではありますが、人によって好みが分かれそうなものが多いと思います。

今回は新刊じゃないけど「太宰治×羽生生純」がやばかった。

「グッド・バイ」1巻(完)

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太宰治の「グッド・バイ」を題材に「頭のおかしい漫画」と言ったらこの人の「羽生生純」独自の世界を展開させまくる狂作。

 

「太宰治×羽生生純」といっても太宰作品の「グッド・バイ」をリメイクするんじゃなくて、作品中で『「グッド・バイ」みたいにやって解決させちゃおうぜ!』なオリジナルものなので、本家「グッド・バイ」を知らなくてもぜひ気軽に読んでみてほしい。

 

学生時代の後輩に久しぶりに呼び出された主人公が、悩みごとを相談されるのですが

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その内容は「妻子もいるんだけど複数人の愛人がいて、単身赴任を機会に関係を清算したい」というもの。

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そんな最低男の相談を"後輩の馴染み"と思いアドバイスしているうちに、最低男がどんどん盛り上がりいつの間にか主人公も清算作戦をお手伝いするハメに。

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って感じで物語が転がっていくのですが、

 

ホントにとにかく最終話。
特に最後の2コマ。

 

狂気と愛と虚構が混ざり合った最後の1ページに大きく描かれた最後の2コマは、どうしようもない喪失感と愛おしさがカオスになってて本当にシビれる。

 

巻末に太宰治の本家「グッド・バイ」も収録されているので、興味のある人はそこまで読むともっと面白いかも。

まぁ読み終わってそこまで読める体力は残ってないと思うがな。

 

とにかく太宰治を知ってても知らなくてもオススメな作品。

超大好き。

 

「BEASTARS」13巻

Amazon BEASTARS(13) (少年チャンピオン・コミックス)

アニメ化も決まった「BEASTARS」ですが、もう加速モードが止まらないね。

おじいちゃんとレゴシの共闘も面白かったけど、何とついに13巻からは「海洋生物」までも登場して

「風呂敷そこまで広げて本当に大丈夫?」

って心配になるくらい面白さが拡大し始めてもうおじさんハゲそうです。

 

個人的にはレゴシの家のお隣さんの「セブン」ちゃんが超好き。

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うさぎのハルちゃんとレゴシの恋愛もいいけど、どうにかセブンちゃんも絡んでくれないかしら。

もう動物だし人間以上にドロドロした恋愛模様にしちゃってくださいよ板垣様。

 

なんか本筋のビースター問題より日常生活が面白くなってきちゃったな。
でもコレも速攻で面白さ爆発すると思うので、安心して読み続けられる最近の鉄板作品。

「スピーシーズドメイン」10巻

Amazon スピーシーズドメイン(10) (少年チャンピオン・コミックス)

恵良ちゃんかわいいよ恵良ちゃん。

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こんな女の子だったら世界中を敵に回しても愛しちゃうね。

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あーもうほんとかわいい。

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こんな子まだ地球上にいるの?

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もう無敵ですよ無敵。

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とりあえず大機くんは爆発してもらおうか。

 

9巻でメインキャラの大機くんとエルフの風森さんの間に急遽割り込んできた恵良ちゃんですが、登場当初は

「なんだよお前!邪魔しにくんじゃないよ!」

と困ったちゃんキャラだったはずなのに、10巻では

「もうお前、メインヒロインなっちゃえよ。」

ばりの大活躍。

 

この漫画って男の子の好きな女の子像が全部出てくるから大好き。

女の子から見たら多分変なのかもしれんけど、男の子の妄想をどんどん叶えてくれる素敵な作品。

「戦闘員、派遣します!」2巻

Amazon 戦闘員、派遣します! 2 (MFコミックス アライブシリーズ)

「このすば」の暁なつめ氏が「このすば」より前に書いていた作品のコミカライズ。

正直な感想を言うと、「このすば」と比べちゃうとギャグのキレやキャラ等々が見劣りする感は否めないけど、面白いっちゃ面白い。

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でもそんなに他人にはオススメしない。

異世界系が好きなら読んでもいいと思うけど、そこまで期待しないほうが吉。

「虚構推理」7巻

Amazon 虚構推理(7) (月刊少年マガジンコミックス)

怪異になってしまった一人の少女と、怪異にさえ恐れられる一人の男が出会った時、生まれるものは――!? “推理”、“妖怪”、“都市伝説”、“恋”……予測不可能な物語が幕を開ける!!
引用:Amazon 

あらすじとタイトルの「虚構推理」に惹かれて、絵が抵抗なければ読んでみれば間違いなく面白いのでオススメ。

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全然真面目な推理サスペンスものではないので、その辺SFホラーサスペンスとして楽しめる人ならハマること間違いなし。

今まだ7巻までしか読んでないけどこのまま最新刊まで一気読み確定。

4月2週に読んだけど記事にしなかったマンガたち2 まとめ

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はい、というわけで記事にはしなかったマンガたちですが面白かったものから残念なものまで、良くも悪くも記憶に残っているものをアソートで紹介してみました。

私は苦手でもきっと好みの合う方はいらっしゃると思うので、気になるものがあったら是非ネカフェでも手に取ってみてくださいませ。 

それでは!また!

グッド・バイ (リュエルコミックス)

グッド・バイ (リュエルコミックス)