カイシンノステミ

毎月100冊以上の漫画&小説を読みながら発達障害でわちゃわちゃしています

世界最大の都市伝説「フィラデルフィア計画」を扱った「デガウザー」のベストマッチ感がすごい【マンガ】

こんにちわ!ルムです。

以前、アメリカの都市伝説に関するこちらのマンガをご紹介しましたが

今回ご紹介するのも有名なアメリカの都市伝説を題材にしたこちら!

都市伝説兵器をめぐって争うサスペンス「デガウザー」でございます!

ネタバレなしで記事を書いてますので、これから読む人も安心してご覧下さい。

「デガウザー」あらすじ


Amazon デガウザー(1) (ヤンマガKCスペシャル)

『三億円事件奇譚 モンタージュ』の渡辺潤が描く新境地!借金を返済するため、貨物船の臨時作業員として船に乗り込んだ矢口求。しかしそれは、壮大な人体実験の幕開けだった。

突如船が大きく揺れ、猛烈な頭痛とともに目の前の光景が歪み始める。状況を把握するべく動き出した求の前には、想像を絶する凄惨な光景が広がっており…。

世界最大の都市伝説「フィラデルフィア計画」と現代社会が絡み合う、驚愕の国家転覆サスペンス!!

引用 : Amazon

「デガウザー」が扱うのはあの「フィラデルフィア計画」


Amazon デガウザー(2) (ヤンマガKCスペシャル)

みなさま「フィラデルフィア計画」ってご存知ですか?

フィラデルフィア計画とは、1943年10月28日に、米ペンシルベニア州フィラデルフィア沖合で、米海軍が行ったとされる軍事実験のことである。

この実験により米駆逐護衛艦エルドリッジが、短期間、緑色の霧に包まれて消えてしまったという。戦艦は消えた後、2500キロ離れたノーフォークまで瞬間移動し、再びもとの位置へ戻ってきた。死者、行方不明者合わせて16人、発狂者6人という大惨事となり、海軍上層部はこの事実を隠ぺいしたと噂されている。

この話はでっちあげだと広く信じられており、海軍もこのような実験はなかったと否定している。それにも関わらず、多くの陰謀論者たちによって支持され、現在でも様々な論議を巻き起こしている。

出典:世界の陰謀論10選 | ロケットニュース24

 と、こんな感じなのですが、超雑に言うと「アメリカ海軍が内緒で秘密兵器の実験しててその実験の結果、戦艦はワープするわで人間が勝手に発火したり壁にめり込んだりするわもうメチャクチャ!」っていう内容なんですわ。

んで、「デガウザー」はそれを日本に持ち込んでなんかやろうとしている悪者がいて、そこに元プロボクサーで借金まみれの主人公が、カイジのエスポワール号よろしく船に乗ったら実験に巻き込まれてさぁ大変!っていうストーリーなのです。

「デガウザー」でもイケイケな渡辺潤節が最高!

作者の渡辺潤氏はデビュー作こそ「代紋TAKE2」とヤクザものなのですが

 
Amazon 代紋<エンブレム>TAKE2(61) (ヤングマガジンコミックス)

 最近では「三億円事件」を取り扱った「モンタージュ」や 


Amazon 三億円事件奇譚 モンタージュ(1) (ヤングマガジンコミックス) 

 災害の予兆とも言われる日本の妖怪「件(くだん)」を題材にした「クダンノゴトシ」など

 
Amazon クダンノゴトシ(1) (ヤングマガジンコミックス)

 都市伝説を扱った作品が多く、その中でも正直「デガウザー」は渡辺潤氏にベストマッチ感が半端ない。

やはり渡辺潤氏といえば「人同士の思惑と駆け引き」を軸に置いた暴力が非常に魅力!極秘兵器「デガウザー」をめぐって超巨大企業vsヤクザvsプロボクサーというハチャメチャな三つ巴が今後どう絡まっていくのか!

最新刊の2巻でやっとエンジンがかかって転がり始めそうな「デカウザー」!続きがキニナルー!

「デガウザー」まとめ

はい、それでは今回の「デガウザー」をまとめますと

  • 都市伝説「フィラデルフィア計画」を題材にしたサスペンス物!
  • 「フィラデルフィア計画」自体を説明するのが難しい!
  • ここ最近の渡辺潤氏の作品ではベストマッチ感がすごい!

こんな感じでございましょうか。

ちょっとエグイ描写が多いのでグロ系が苦手な人にはオススメできませんが、「ウロボロス」とかのちょっとアツめのクライムサスペンスが好きな人にはオススメでございます!

それでは!また! 

あ、マンガファンの人は「ビベーラ」もぜひ試してみてね!

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