浦安鉄筋家族の浜岡賢次が送る、ゾンビへの愛の結晶!「ゾンビの星」がちょっと泣ける!
こんにちは。ルムです。
今日は本屋さんでたまたま見つけたこちらのマンガが個人的にドツボに入ったので紹介したくてたまらなく、我慢出来ず記事にします!
メチャクチャ読む人を選ぶマンガなので、下品なものやグロ系が苦手な人は注意大です。てかタイトル見てそんな人はこのページにこないか!
浦安鉄筋家族で一世を風靡した浜岡賢次氏の愛が詰まったギャグマン浦安鉄筋家族の浜岡賢次が送る、ゾンビへの愛の結晶!
「ゾンビの星」のご紹介です!
浜岡賢次「ゾンビの星」あらすじ
20XX年突然、死体が動き始め次々と人間を襲った。2年後には全ての人が消え地球はゾンビの星となった。
だが一人、ひきこもり故に生き延びた人間が……!?
『浦安鉄筋家族』シリーズの浜岡賢次が描くゾンビギャグ!!
「ゾンビの星」の浜岡賢次氏のゾンビへの愛が濃い!
浦安鉄筋家族が好きな人には周知のことですが、作者の浜岡賢次氏のゾンビ・ホラー映画好きはマジで筋金入りでゾンビファンが「ニヤッ」とする小ネタをちょいちょい挟んでくるのでも有名。
ネタバレにもならない程度なので画像を貼っちゃいますが、例えばここのコマにいるこの人(ゾンビ)なんですが
違うコマでもちょいちょいいるんです。
ほらね。このゾンビ、他のページ、他の話になっても全然登場します。
でも一切ストーリーに絡んでくることはありません。
実はこのゾンビ、あのソンビ映画の名作「ゾンビ(Dawn Of The Dead)」でヒロインを襲うゾンビで
一部では「オレンジ僧侶ゾンビ」と呼ばれる超有名ゾンビなのです。
はい、こいつです。
ね。「オレンジ僧侶ゾンビ」です。これがもうゾンビファンにはたまらない!これ以外にもゾンビネタがあらゆるところに散りばめられているので、「自称ゾンビファン」のみなさまは一体いくつネタを見つけられるのか試してみるのも楽しいですw
話数のカウントもジョージ9ロメロとかいうふざけたカウントで、こういうのもたまりませんなー!(元ネタはゾンビ映画の神様、監督のジョージAロメロ)
ゾンビに愛がない人でも「ゾンビの星」は十分に笑える
と、まぁゾンビについて盛り上がりすぎていろいろ書いてしまいましたが、ゾンビ抜きにしても内容的には後半5話の読み切りも収録されており「浦安鉄筋家族」に負けず劣らず笑えるものになっています。(読み切りも全部B級ホラーネタですが)
また主人公のはるかちゃんが可愛いんですよ。
ただひとり地球に残されたはずなのに、ものすごいポジティブにゾンビの波をかき分け元ひきこもりとは思えない明るさで人生を満喫する姿は、クスクスから爆笑までこちらを楽しませてくれます。
ちなみに、巻末には「浦安鉄筋家族」のように全話に浜岡賢次氏のコメントがあり、本来だったら最終回するはずの回が明かされるのですが、最終回だと思って読み返すと「本当にこの人はゾンビ映画好きなんだなぁー」と胸を掴まれます。
もし、ショートショートの映画でヨーロッパあたりでリメイクされたら、BGMと見せ方次第ではマジで泣けてしまうエンディングになっているので、購入したら最後まで読んでぜひ読み返してみてください。
浜岡賢次「ゾンビの星」まとめ
- 最初から最後までB級ゾンビ点・ホラー映画への愛がすごい
- 主人公の愛らしさがたまらない
- 巻末コメントによる浜岡賢次氏の作家として姿勢が素敵すぎる
と、こんな感じでございます。
こういうマンガ増えないかなー。こう、グッと芯が一本あるやつ。
こういうのって、すごい制作意欲を高めてくれるよね。
それでは!またー!