カイシンノステミ

毎月100冊以上の漫画&小説を読みながら発達障害でわちゃわちゃしています

大須賀めぐみの新作「マチネとソワレ 」は演劇ファン必見の良作だった!

こんにちわ。ルムです。

私の大好きな漫画家の一人、大須賀 めぐみ氏がいつの間にかに新作を出していてコレがまたメチャクチャ面白かったので今日はそちらをご紹介したいと思います!

 

私自身ネタバレが大嫌いなのでネタバレなしで記事を書いてます!これから読む人も安心してご覧下さい。

 

「マチネとソワレ 」あらすじ

Amazon マチネとソワレ(1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

大須賀めぐみが挑む、熱烈演劇サーガ!

「魔王JR」「Waltz」「VANILLA FICTION」の
大須賀めぐみ最新作!

「上がるんだ、対決の舞台へ!」
上を見上げる弟と、それを見下ろす兄との激突演劇サーガ!!

輝くのはーーーーどっちだ!?

引用 : Amazon

 

「マチネとソワレ」は新しい大須賀ワールド!

Amazon マチネとソワレ(2) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

大須賀めぐみ氏といえば「魔王 JUVENILE REMIX」「WaItz」「VANILLA FICTION」など、どれを取ってもいわゆる殺し屋などの「裏社会」的なアンダーワールドな世界が舞台でしたが、今回は「演劇」が物語の舞台になっています。

 

この綺麗な絵からすれば全く違和感がないのですが、大須賀めぐみワールドとしては非常に新鮮で

そしてあのふわっとしたBL感も健在!

この人のBL感はなんか綺麗で好きなんだよなぁ。

 

才能の塊のような名役者の兄にいつも比べられてコンプレックスを抱き続ける弟が、とある出来事をきっかけに伝説となってしまった兄と「芝居」一本で勝負を挑んでいくその様は、大須賀めぐみ氏の極上の作画によって次々と目が離せなくなっていきます。

 

もはやバイオレンスなしでも伊坂幸太郎氏とのタッグで培ったストーリー展開の見せ方は本当に秀逸で、トリッキーなキャラクターの存在感は相も変わらず圧巻です。

「マチネとソワレ」は昼の部vs夜の部!

Amazon マチネとソワレ(3) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

ちなみに、マチネソワレは演劇用語でいわゆる「昼の部」「夜の部」という意味。こういうのをサラッと入れてくるあたりホントにオシャレ。

 

この昼の部と夜の部っていうのも演劇を結構見る人ならわかると思いますが、同じお芝居でも結構違うんですよ。来るお客さんの層も違いますし、演者さんのテンションももちろん違う。だから同じ演目でも全然印象が違うお芝居がになったりします。

 

現在4巻までしかまだ出ていませんが、果たして兄と弟のどちらがマチネでどちらがソワレになるのか。うー!非常に気になる!

 

ちなみに、4巻で小さい小屋で演劇をするシーンがあるのですが小さい小屋ならではのあの煙たいような湿度がある空気感がメチャクチャ出ていて超びっくり。マンガであそこまで表現できるのは正直驚き。

 

マンガファンだけでなく、演劇ファンにもぜひ読んでほしい作品です。

「マチネとソワレ」まとめ

Amazon マチネとソワレ(4) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

今回の「マチネとソワレ」で何が言いたかったかというと

  • ノンバイオレンスの大須賀めぐみワールドもたまりません!
  • マチネとソワレは演劇用語で「昼の部」と「夜の部」!
  • 演劇ファンはぜひ読んでほしい!

うわー!うまくまとまってナイィー!でもまぁこんな感じです!

 

大須賀めぐみ氏のマンガは結構読む人を選ぶ感じはありますが、「マチネとソワレ 」はぜひとも演劇が好きな人には読んでほしい!

 

そうそう、ちなみになのですが大須賀めぐみ氏のコマ割って誰かに似てるなーと思ったら「ハチワンダイバー」の柴田ヨクサル氏ですね!大須賀めぐみ氏がどうやら柴田ヨクサル氏のファンらしいので納得。

 

このマンガをきっかけに小劇場のお芝居にも興味が出てきた方は、ぜひ劇場に足を運んでみましょう!

 

それでは!また!

あ、マンガファンの人は「ビベーラ」もぜひ試してみてね!

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