ブログを1週間休んで小説だけに触れるようにして思ったこと【ADHDでも小説が書けるのか】161~177日目。
はいはーい!
1週間休んだルムちゃんが小説生活に帰ってきたお。
と、いうわけで今回は
休んで小説に集中してた間に感じたことをダラダラと書いていきたいと思いまーす!
小説は書けたかいって?
書けてないけど?
さぁゼロから始める発達ハゲの小説生活。
161~177日目の始まりでヤンス。
過去の記事はこちらにまとめてあるのでよかったらどうぞ!
1週間のブログオフで分かったこと
先に何をしたかって話よりも
実際にブログを休んでみて分かったことについて書いていきたいと思います。
ブログ並行時と比べてこの1週間では
- 集中期間の違い
- 時間という"モノ"の使い方
- 物事を見る視点の不足
- 自分が書きたいと思う意味
この4つに関して非常に有意義に考え直すことができました。
もうね、ざっくり言うと
私は早く小説が書きたいのよ。
【集中期間の違い】『ブログオフ』期間は毎月必要
だったらさっさと書けよハゲ!
なんですけどちょっとそういうわけにもいかんのよ。
言い訳に聞こえても何してもいいけど
単純に今の私の持ってるものでは書きたいものが書けないのよ。
それが何かっていうのはこのあと書くけど
そのためにはこの1週間で感じた小説のことだけに浸かれる集中期間は欲しい。
朝起きてから寝るまで、ずっと小説のことについて考えることができる時間。
この継続して考えるっていうのが思わぬ副産物が多くて
自分の予想以上に考えがADHDよろしくあっちこっちに飛躍して
ある時に「ギュン!」ってまとまり始めるんだよね。
そんで、この「まとまったこと」っていうのがこの後で説明する
- 物事を見る視点の不足
- 自分が書きたいと思う意味
- 時間というものの使い方
になっただんだけどもさ。
他の人がどうかは分からないけど、私はやっぱり脳みそがシングルタスクタイプなので
どうやらバックグラウンドで考え事を無意識処理をする機能が弱いっぽいんですよな。
なので、こういう集中期間でどっぷり考えることがしたい。
っていうか単純に超絶幸せだからやりたい。
自分の人生だから幸せなことがやりたい!
ってわけで、この「ブログ休止期間」は毎月設けて行こうと思いましゅ!
だったらお前ブログやめたほうがいいじゃねーの?
ってそれも考えたんだけど、それはダメっぽいのよ私の場合。
細かいことでもなんでも発達障害のせいかどうか知らんが
自分の考えをどこかでアウトプットしないと自分の脳みそが上手に整理できないの。
だったらツイッターでよくね?とも思ったんだけど
文字数制限のせいなのかなんなのか知らんが
試してみたんだけど全然しっくりこないんだよね。
なので、ブログも続けたい。
そこで思ったのがお次のこちらでございます。
【時間のという"モノ"の使い方】時間管理ボードを作成
人生って何かをしようと思うと途端に時間が足りなくなるじゃないっすか。
そのくせ私はADHDとASDでスケジュール管理も時間感覚の把握も苦手ときてる。
いやぁどうすんべかねぇと思い、考えに考えた結果。
時間をお手手でいじくれたらどうにかなりそうじゃない?
というわけで思いついたのがこちらの作戦!
詳しくはこちらの記事ですでに書いたんで省略しますが
このボードを使って
毎日小説に触れる時間もしっかり確保しつつ
ブログ記事を毎日書きつつ記事の貯金をして
まとめでドカッと小説に集中する時間もゲットしようぜ!
って作戦でございます。
こう聞くと「そんなカチカチした生活やだなぁ」って思うでしょ?
私も思ってた。
でもね、1週間ずっと考えてたらさ
この「カチカチした生活」っていうのも「やりたいことをやるためのこと」であって
本当にやりたいことのためだったら
この「やりたいことをやるためのこと」も『やりたいこと』だから全然楽しいんだよね。
ブログを続けるのも「自分の思考を整理」するためで
結局は小説のためにしてるから続いてるしさ。
多分、私は今までここをちゃんと考えていなかったから
そういう「カチカチな生活」を毛嫌いしてたし
試してみたとしても、結果的に「やりたくないこと」を間違ってしてたから
続かなくて勘違いを起こしてたんだなぁって。
そんなことをこの1週間で思ったんですよ。
はい。
だもんで
本当にやりたいことをしっかり見つめるのにこの1週間が非常に有意義でした。
きっかけを与えてくれた友人にはマジで感謝。
それと1週間休んでもまた読んでくれてるあなたにも
超絶感謝。
愛してるぜ。
【視点の不足】読書を書くのに哲学etcをもっと理解するべき
で、お次に考えたのがこっちの問題で
書きたい題材はあるし書きたいテーマもあるんだけどさ。
- どういう切り口で書いたらいいか
- どの視点で書いたらテーマが表現できるのか
っていうのが全然ダメなのよ。
今までこれは「小説作法」も知らないし
文学にも触れてこなかったせいかなって思ってたんだけどさ。
多分違うわ。
こう感じるようになったのはこの本を読んだおかげでもあるんだけど
この本で私の感じてたことと思ってたけど言語化できなかったことが
ハチャメチャに書いてあってさ。
もちろん、私の考えが全然至ってない部分の方が圧倒的に多いんだけどね。
そうですかぁー。と。
視点のポイントの数が圧倒的に私には足りないねぇ!
じゃあそれ、どうやったら身につくのかね!?
とりあえず小説だけ読むのはチゲェな!?
じゃあ何読んだらいいの!?
わっかんねぇけどなんか哲学とか物理学とかそんなんぽいぞ!
って感覚的に思ったのでこっちの方にも力を注力しようと思います。
でもそうすると
どんどん小説を書き始めるのが後になりそうな気がしますよね。
【書くという意味】小説を書き出さない不安はない
がしかし私には不安が一切ない!
それはなぜか!?
だって書きたいのが頭にあるし書きたくなったらいきなり読書やめて書き始めるもん!
だって私ADHDでASDだしね!
っつーわけでここは完全に無視します。
だってさ、書きたいことがあって
そのことを完全じゃないにしても「書けそうだ!」って思ったら
書くでしょ?
作曲と同じように考えてもそうだもんなぁ。
今のままじゃゴミの状態で渡すことになるし
そうなったら読んでもらえることもないしさ。
「うるせーよウダウダ言ってねぇでとにかく書けよ!」
って言われても、私の小説を書く意味は別にプロダクトを作りたいわけじゃいしなぁ。
プロダクトを作るんだったらそのスタンスでいいと思うんだけどね。
つーわけで、保坂和志氏じゃないけど
最初の1作に全力ぶっ込みますよ。
ぶっ込みますけどもうちょい待ってや。
そのもうちょいを早めるために人生の時間総ががりで追い込むからさ。
1週間のブログオフでやったこと
さてさて、今度は1週間の間にブログをお休みして具体的には何をしてたかと
ひたすら読書してたんですねぇ〜。
「小説書くんだったんちゃうんかワレ!」って怒られそうなんですが
さっきも書いた通りこれも小説書くためだと思ってやってるからいいの!
もういいよ「あーあコイツ言い訳モード入ったわー」って思っても!
見てろよこのやろ〜。
最後までちゃんと見ててよねホント。
【読書】1週間+5日の間に読んだ本
それで!
1週間+5日でどれだけの本を読んだかといいますと!
この6冊なの。
少ないって思ったでしょ?
ねぇ、思ったよね?
ちょっと見てコレ。
この本なんだけどさ。
読み終わるのに20時間近くかかったんだよね。
この本がどんな本かっていうと
今まで"情動"って人間の生来的に持っている原始的な感情で
人間が誰しも共通して持っているものって思われてたけど
そうじゃねーから。
って本なんですけどね。
いやいやお前小説にそんな本必要なくね?
って思われそうだけど
私にはめっちゃ必要なんでございますよ。
さっきも書いたけど
こういうのを理解できると、人を見た時の考え方とか視点が増えるのよマジで。
この本についてはもいっかい復習したら記事にもしようと思ってるので
その時にぜひ読んでいただければと思います。
まぁそんなわけで、読んだ本のうち小説は2冊だけなの。
ま、まぁそんな1週間だったのよ。
ゼロから始める発達ハゲの小説生活 まとめ
というわけですね、この休みでだいぶ考え方も時間の使い方も変わって
大満足な1週間でございましたよマジで。
重ね重ねになりますが
1週間も休んでたのにはてなスターとかくれたりブクマしてくれたりする人たちさ。
本っ当にありがとうねぇ。
あと「へっ。そんなこと言って小説結局書かねーんだろ?」な人たちもさ。
私、書くもん。
だからとりあえず、私が死ぬまでは笑ってやってくださいな。
それでは!
んじゃねーまた近々!
【読書】1週間+5日の間に読んだ本の感想コーナー
それでは、最後に読んだ本の感想をだらだら買いて終わりたいと思いましゅので
興味のある人はよんでみてくださんせ。
個人的にはオススメの本ばかりで大当たり1週間でございましたぜ。
「情動はこうしてつくられる」リサ・フェルドマン・バレット
Amazon 情動はこうしてつくられる──脳の隠れた働きと構成主義的情動理論
脳みその三位一体説は間違ってたんだって。
何言ってるかわかんない人に簡単に言うと
恐怖とか怒りとかって人間が生まれ持った情動で、脳みそに古い原始の脳みその部分があってそこが担当してますよ!
っていうのが今まで常識になってたんだけど
いやいや、そんな担当とかなくて経験から情動って起きてるから。
っていう「今まで勉強した脳みその情報は全部無駄になりましたな!」なとんでも本。
文字も小さいし400ページ以上あるからメッチャ時間かかるけど
書いてる内容はどれも最高に面白いです。
小説目線で言うと
- 感情的ニッチ
- 概念インスタンス
- 情動概念
- 感情的現実主義
この4つだけでも相当面白いと思う。
値段も張るけど絶対満足できる良本。
あと2回くらいちゃんと読み返さないとなぁ。
「『死』とは何か」シェリー・ケーガン
Amazon 「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 完全翻訳版
日本縮小版は持っていたけど、完全版に追加された2〜7講を読みたくて購入。
人格(私)の同一性を
- 魂
- 身体
- 人格(思想・信念など)
のどれで定義するかのコーナーはメッチャ面白い。
が、確かに面白かったし、プラトンとかデカルトに関してめっちゃ分かりやすく入門できてよかったけど期待値が高すぎたかなぁ。
でも追加された2〜7講を読んでからまた全部読み直すと
いろいろ考え方が変わりそうでもあるので、こちらも2周くらい読みたい。
「誰にもわかるハイデガー: 文学部唯野教授・最終講義」筒井康隆
Amazon 誰にもわかるハイデガー: 文学部唯野教授・最終講義
ハイデガーが意味不明すぎてどうしようと思ってた矢先の入門編で買ったんですが
大当たりも大当たりですよ。
マジで「誰にでもわかる」入門編。
ハイデガーもちゃんと「存在と時間」を読まないとなぁ。
ってか哲学っていったいどこから読み始めたらいいかマジでわかんないよね。
まぁそれでもこの本は非常に分かりやすいので超オススメ。
さすが御大。
「愛着障害の克服 「愛着アプローチ」で、人は変われる」岡田尊司
Amazon 愛着障害の克服 「愛着アプローチ」で、人は変われる
愛着障害について、どちらかというと「支える側」に向けて書かれたような1冊。
これこそ「小説書くのに必要?」って思いそうだけど
逆に小説書くのに必要ないことってもうないんじゃねーの?
って思うくらいこれも役立つ思われ。
ってか私の書きたいようなことに関してなのかもしれんけど。
自分が愛着障害かなーって思ってる人はこの本じゃなくて
岡田さんのもう1冊のほうがいいと思いまっせ。
「偶然の祝福」小川洋子
細かいことは何も言わないけど
- キリコさんの失敗
これがもう過去最高に刺さったね。
エーデルワイスもやばいけど、いやぁ。
ラスト1ページがしびれすぎる。
「ブラフマンの埋葬」小川洋子
もう1回読んでっていわれたら死んじゃう。
小川洋子「ブラフマンの埋葬」
— ルム@小説書けるか生活 (@LMU_desu_Hyahha) December 20, 2019
一瞬なんだよねー。
本当一瞬。
コレはもう一回は読めないなぁ。
辛くて死んじゃうよ。
混ざっちゃいけないものってやっぱりあって、混ざってしまうと謎は謎じゃ無くなっちゃうから、混ざらないまま謎の方が良いこともあるのかねー。
蓋を開けたら大抵ウンザリだしな。 pic.twitter.com/ZKc13lCVvc
もう本当こういうこと。