一番不幸になったヤツが勝ち組!「世界で一番、俺が○○」 の残酷な優しさがエゲつない
こんにちわ!ルムです。
今回ご紹介するのは、表紙からのイメージとはだいぶ違うこちら!
一番不幸になったヤツが勝ち組!「世界で一番、俺が○○」 でございます!
ネタバレなしで記事を書いてますので、これから読む人も安心してご覧下さい。
「世界で一番、俺が○○」あらすじ
Amazon 世界で一番、俺が○○(1) (イブニングコミックス)
幼なじみのイマドキ男子3人が我が身の不幸を嘆いていると、風変わりな美女が現れた。
「セカイ」という組織のエージェントを名乗る彼女に誘われ、3人は「300日後、3人の中で最も不幸になった者はどんな願いも叶う」というゲームへの参加を決める。
『失恋ショコラティエ』『脳内ポイズンベリー』の水城せとながキレッキレの台詞で描く、友情・嫉妬・悪意……。さまざまな感情をあざなう300日のゲームが始まる。
引用 : Amazon
「世界で一番、俺が○○」は「誰が一番不幸になるかレース」!
Amazon 世界で一番、俺が○○(4) (イブニングコミックス)
- 頭脳明晰で人を「敵」と「味方」で区別するヤリ手のビジネスマン
- 女性の気持ちを手玉に取るのが抜群にうまいけど何事も続かないイケメンニート
- どこまでも「いい人」で自分に自信がない薄給アニメーター
この仲良し三人組が突然現れた謎女性の誘いの元、「一番不幸になった人はなんでも願いを叶えます」というゲームに参加するのですが、はっきり言うとSFも入っている「人間関係グチャグチャ系死なないデスゲーム」です。
毎日「773号」と名乗る女の子に「不幸レベル」を計測されて、300日という期限の中それぞれがどれだけ不幸になるか競っていくのですが、元々幼馴染の3人はさほど気にせず変わらぬ毎日を暮らしていきます。
が、それも思わぬところから徐々に崩れ始めていって。。。
幸せになって欲しいから「不幸」にする「世界で一番、俺が○○」
Amazon 世界で一番、俺が〇〇(6) (イブニングKC)
このゲームのミソは「一番不幸になった人の願いがなんでも叶う」というところで、この三人組は先ほども書きましたが幼馴染ということもありメチャクチャ仲良しなんですよ。
そこで1人の出す結論は「あいつに優勝してほしいから不幸にする」というなんとも矛盾したもので、これがなかなかアナタ。
エゲつないんだけど優しくてもうどう思ったらいいか全然わかんない。
こんな残酷な優しさはどうしたらいいのさ。
「昼ドラみたいでちょっとなー」っていう声も見かけますが、恋愛の愛憎で動いていく物語ではなく、「一番不幸になった人の願いがなんでも叶う」というゲームの駆け引きだと思って読んでると見え方が全然違うので、躊躇していた人は是非読んでほしい。
この「幸せになってほしい」と「不幸にしなくてはいけない」の矛盾の気持ちは、少しずつ感染してただの観測者でしかなかった「773号」の変化もなかなかいい!特に最新刊の6巻での先輩観測者「623号」から「773号」への助言はなかなか深い。
ただの恋愛愛憎系だと思ってスルーしている人がいたら是非、一度手に取ってみてくださいませ!
「世界で一番、俺が○○」まとめ
Amazon 世界で一番、俺が○○(2) (イブニングコミックス)
はいそれでは、今回の「世界で一番、俺が○○」をまとめますと
- 「誰が一番不幸になるかレース」の駆け引きは私には無理
- 「幸せになってほしいから不幸にする」の残酷な優しさが胸に痛すぎ
- 恋愛のドロドロ劇ではないので是非一度お試しを!
こんな感じですかね!
いやー、表紙だけ見たら恋愛系のドロドロ系に見えちゃうけど本当に読まなきゃわからんん!
それでは!また!
あ、マンガファンの人は「ビベーラ」もぜひ試してみてね!