不老不死の悲しすぎる恋物語「兎が二匹」が最高すぎて死んでしまう
こんにちわ!ルムです。
これはとんでもないですよ。メチャクチャにオススメですよ。
不老不死の悲しすぎる恋物語「兎が二匹」のご紹介でございます。
今回は最後にネタバレがありますので、これから読む人はご注意ください。
「兎が二匹」あらすじ
不老不死の女性すずと、彼女に寄り添い生きることを望む青年サク。だが想いが深まるほど、二人はすれ違っていく。さみしゅうて死にたくなる愛の物語。
引用 : Amazon
「兎が二匹」の1巻は外側から、2巻は内側から物語を見る
ストーリーはあらすじの通り、不老不死の女性すずと、彼女に寄り添い生きることを望む青年サク。だが想いが深まるほど、二人はすれ違っていく。というもの。
2巻で完結するのですが、2巻完結とは思えないボリュームと余韻です。一度読み終えた後に2週目を回ろうとすると、ちょっとティッシュが足りなくなるので注意が必要。
1巻では事の顛末を主に外側から眺めて進むような感じで、2巻では徐々に内側からのアプローチに変わっていきます。この時に、1巻のフックを2巻でことごとく使い倒してくるので読むときは本腰を入れて読むことをオススメいたします。
あと、巻末までしっかり読んで欲しい。本当に大事に作ったんだなぁって感じられる、本当にいい作品だと思います。
こちらから3話分試し読みができるのでぜひ読んでみてください。
「兎が二匹」は映像化したらイカン
ここからはネタバレ全開でいくので未読の方は読まずに閉じてください。
「兎が二匹」の何がやばいって切ないところの押し出し方が半端じゃないでしょう。
ラストシーンで見える薬指の指輪だったり、サクのビデオレターだったり私はもうティッシュが足りていません。
すずが提案した「毎日自分を殺すこと」を一緒にいるためにこなる「前向きポジティブマン」の尋ねる「寂しいと死ぬのって兎だっけ?」はマジですごい。こんなのよく思いつくなぁ。どうなってんの頭。
コマの構図も素晴らしいし、絵もメチャクチャ上手いわけじゃないけど見せるところをビシッと見せる素敵なモノに仕上がってて、いやぁ。何も言うことないっす。
こんなん映像化されたら嗚咽と涙で呼吸困難になるので絶対にイカンです。
これこそ「わたしを離さないで」ですがな。
「兎が二匹」まとめ
はい、 今回の「兎が二匹」をまとめますと
- ストーリーから魅せ方から何から何まで最高
- 広島弁をチョイスしたのはマジで天才
- 素晴らしいです映像化するならしてくださいすぐ買います
と、こんな感じのべた褒めしかできません。
これ今年読んだ中で間違いなくTop3入るな。恋愛モノだと「のぼさん」もよかったけど、これちょっと比べらんないな。
いやぁ、良いもんみました。朝日氏には感謝でございます。
それでは!また!
あ、マンガファンの人は「ビベーラ」もぜひ試してみてね!