異能者の為の社会福祉!私はマンガ「ブランクアーカイヴズ」の打ち切りに全く納得いってない。
こんにちわ!ルムです。
またですよまたですよ面白いと思ったら打ち切りになっている系!
なんでこんな面白いのに打ち切りだったんでしょうか。納得いきません。
今回ご紹介するのはこちら!
異能を支援する社会福祉法人「ブランクアーカイヴズ」でございます。
ネタバレなしで記事を書いてますので、これから読む人も安心してご覧下さい。
「ブランクアーカイヴズ」あらすじ
人の思考を読み込み、認識、記憶、知覚をも書き換えてしまう症状を持つ病気、認知拡張症候群(ACS)。
他人の思考を読み込んでしまう読心者・ひばりと他人に認識されない消失者・らいか。ACSの治療法を求め、二人の発症者が世界を書き換える。マインド・ハッキングSF開幕!
引用 : Amazon
「ブランクアーカイヴズ」は異能者を支援します
「ブランクアーカイヴズ」の面白いところは「異能力」を「認知拡張症候群」という病に捉えて、大きい組織と戦うでもなくモンスターが出現することもなく「発症してしまった異能力者を支援していく」という点。
一話から登場するヒロインの「らいか」はいわゆる「人の目には見えない透明人間」なのですが、この子に対するケアなんかマジで気を抜いていると泣いちゃうからね。
特殊な能力があって一見便利なように見えても、その裏にある辛さや悲しさに焦点を合わせた「ブランクアーカイヴズ」は異能モノのマンガの中でもかなり異質ですが、それぞれの苦悩とそれを暖かく包み込む優しさの描き方は素晴らしい。
打ち切りなってるのが納得できません。
「ブランクアーカイヴズ」のギャグとコマ割の魅せ方が超いい
ブランクアーカイヴズ最終話、webの方も更新されました!いままでありがとう!
— 交田稜 (@egaSZG) 2018年7月8日
2巻は8月7日発売です、書き下ろしおまけもあるのでよろしくね!https://t.co/pKl41Q05j2 pic.twitter.com/M5VUdkAffM
ストーリーの本軸も素晴らしいのですが、ところどころで「らいか」が見せるギャグがこれまた笑えるし緩急ついて超いい。しかもそのギャグをやってる明るさが後半で涙腺ぶっ壊しに来るからたまりません。
こういう涙腺壊しにかかる時のコマ割りも綺麗なんですよー。マジで。是非読んで欲しいので詳しくは書きませんが、かなり映画的で好き。絵も賛否両論あるようなですが、私は非常に綺麗で大好きです。
常に悪者と戦っているようなイメージの異能モノを、この魅せ方を使って新しい切り口で表現してくれた「ブランクアーカイヴズ」は、異能好きだけじゃなくても楽しめるかなり良質なマンガなので全マンガファンにオススメです。
私はまだ打ち切りなってるのが納得できません。
「ブランクアーカイヴズ」まとめ
それでは今回の「ブランクアーカイヴズ」をまとめますと
- 「発症してしまった異能力者を支援していく」という新しい切り口で素敵
- 異能者の辛さと悲しさに焦点を置いた稀な良作。急に涙腺壊しにくる。
- 私はまだ打ち切りなってるのが納得できません。
こんな感じでございますね。
作者の交田稜氏はこの「ブランクアーカイヴズ」が初のオリジナル連載とのことなので、次回作にめちゃくちゃ期待して私は打ち切りになったという悲しさを和らげたいと思います。
でも私はまだ打ち切りなってるのが納得できません。
それでは!また!
あ、マンガファンの人は「ビベーラ」もぜひ試してみてね!