【1&2巻同時】遂に激アツ展開が始まったぁ!「バトゥーキ」を100倍楽しむ方法【カポエイラ】
出ましたね!ついに迫稔雄氏の最新作「バトゥーキ」1&2巻の同時発売!
当初、ヤンジャンで読んでいた時には正直、「パオ!」ってなに?!と困惑しておりましたが、2巻まで読み終えた後はストーリの全貌もようやく見え
「バトゥーキ」マジ面白れぇモードに入ってます。
- 「バトゥーキ」あらすじ
- 2巻までフルに使って助走する「バトゥーキ」
- なんとヤンジャンの公式チャンネルで作者ご本人もカポエイラを実践!
- そもそも「バトゥーキ」に出てくる「カポエイラ」って何?
- ところで、「バトゥーキ」って何?
- マンガ「バトゥーキ」まとめ
「バトゥーキ」あらすじ
ごく普通の家庭に育ちながら、言い知れぬ孤独と束縛感を抱える女子中学生・三條一里。学校帰りのコンビニで強盗に襲われかけた刹那、彼女に摩訶不思議な体験が訪れる――。それは、彼女の出逢いと解放の物語が、幕を開けた瞬間だった。
音楽、格闘、ダンス、哲学、宗教、…人の営みのすべてを体現する舞闘技「カポエイラ」に、漫画の求道者・迫稔雄が漫画表現の粋を集めて挑む、異類の青春バイオレンスロマン、開幕。
引用 : Amazon
2巻までフルに使って助走する「バトゥーキ」
2巻同時発売の「バトゥーキ」ですが、大き分けると1巻は主にカポエイラの説明と紹介して、2巻で主人公・一里のバックボーンを掘り下げ、戦う理由などを明確にする内容になっていて、2巻まるまる使って物語の助走をしたようなイメージ。
1巻はやっぱりどうしても説明回のようなものが多いのですが、2巻からの主人公・一里(イッチ)を取り巻くカポエイラの組織の登場などの展開は、「うぉー!!ソレソレ!」と盛り上がる事必至。
ところどころで描かれる「悪さ」と「暴力の凄み」は健在で、「嘘喰い」のファン出会ったら3巻以降の展開に期待が膨らみまくりです。
まだカポエイラの入り口に立ったばかりのイッチが、これからどこまで強くなっていきどんな敵が現れるのか。あー!!マジで3巻が待ち遠しすぎる!
なんとヤンジャンの公式チャンネルで作者ご本人もカポエイラを実践!
【作者・迫稔雄、実写で降臨】
— 『バトゥーキ』公式アカウント (@batuque_yj) January 10, 2019
「バトゥーキ」コミックス1&2巻発売を記念して、作者自らがカポエイラを実演する特別動画シリーズ
〜迫稔雄格闘倶楽部〜
爆誕!!!
見れば「バトゥーキ」が更に面白く!何より迫先生の筋肉!!見逃し厳禁!!#バトゥーキ#ヤンジャンTVhttps://t.co/n2ffpNSHCA
もうご存知の通り、「バトゥーキ」の題材は「カポエイラ」!
でも、カポエイラって言われてもまったく馴染みもないし、想像するのもいまいちうまくできません。
「あー!これじゃ迫先生の大迫力のバトルシーンが100%楽しめない!」
と思ったら、なんとヤンジャンの公式Youtubeチャンネルの中の「迫稔雄格闘倶楽部」で迫稔雄氏ご本人が主宰となって説明してくださっているじゃないですか!
ご本人も格闘技をしているのは知っていましたが、まさかカポエイラまで始めるとは。
さすが迫稔雄氏でございます。
そもそも「バトゥーキ」に出てくる「カポエイラ」って何?
【バトゥーキ 14話感想】いっち親父、一番大事な時に家族を守れず・・・!? https://t.co/QYeHqv57LD pic.twitter.com/ly6fsZinBx
— NewsTOP (@matomenaito) 2018年10月12日
カポエイラはそもそもブラジルを植民地化したポルトガル人に、労働力としてアフリカ大陸から連行された黒人奴隷が、看守にばれないようダンスのふりをして修練した格闘技と言われています。
その為、手かせをされていた奴隷が鍛錬した格闘技となり、その結果足技を中心に発展。そして踊りの練習をしているように見せかけるため、音楽とともに練習したと言われており、ビリンバウやパンデイロ等の楽器をつかった伴奏も付き物です。
流派も大きく分けて
- ヘジォナウ(Regional)
- アンゴーラ(Angola)
という2つの流派に分けることができ、一般に知られているのはヘジォナウの方みたいです。こちらの動画がヘジォナウですね。
Capoeira Muzenza Mundial Rio de Janeiro | PROFESSORES FINAIS REGIONAL
ヘジォナウの方がアクロバティックな動きも多く、より格闘技的なスタイルになっています。
それとは対極的にアンゴーラ(Angola)は儀式的でダンスパフォーマンスのような一面もあり
所々の動きをみていると「ブレイクダンスなどにも影響を与えた」と言われる所以も納得です。
ところで、「バトゥーキ」って何?
マンガーアンテナ : 【バトゥーキ 14話感想】いっち親父、一番大事な時に家族を守れず・・・!? https://t.co/vn0SOWA5CB pic.twitter.com/NO40kHLVYI
— マガーアン (@magaaante) 2018年10月12日
さて、タイトルにもなっている「バトゥーキ」ですが、バトゥーキとは、ブラジルの格闘技の一種で、20世紀初頭までブラジルのバイーア地方で見られたそうですが、現在は途絶えているみたいです。
カポエイラと共通する部分も多いようですが、より攻撃的でアフリカ的要素が強く、先ほどの「カポエラ・ヘジォナウ(Regional)」の創始者、メストゥレの父親が「バトゥーキ」のチャンピオンで、その父親の影響も受けて「カポエラ・ヘジォナウ(Regional)」を作るに至ったようです。あぁ繋がった!
ということは、「バトゥーキ」も超実践的な格闘技としてカポエイラが描かれて、もう「嘘喰い」の號奪戦よろしくのバトルシーンがくること間違いなし!いやー!期待が高まる!
マンガ「バトゥーキ」まとめ
【YJ41号 9/13発売】
— 『バトゥーキ』公式アカウント (@batuque_yj) 2018年9月13日
新連載も気づけば10話に到達、記念のカラー扉つき!
かけがえのない、その場所を護るために……
一里&純悟、不良と相対す!そして一里がついにあの技を実践…!!??
バトル展開の第10話「格闘(ルータ)」乞うご期待!!!#バトゥーキ pic.twitter.com/Hf4eFWGtgX
さて、今回の『「バトゥーキ」を100倍楽しむ方法』をまとめますと
- 「バトゥーキ」はカポエイラの元にもなった、より攻撃的な挌闘技!
- 2巻をフルに使って助走したあとの展開は激アツ
- 公式チャンネルの「迫稔雄格闘倶楽部」も気が向いたら見ると面白いよ
こんな感じでございます!
まだ未読の方はこちらのサイトで一話から「バトゥーキ」が読めますのでぜひ読んでみてくださいね!
それでは!また!
あ、マンガファンの人は「ビベーラ」もぜひ試してみてね!