お酒と人情の暖かさに完璧にやられた。「ハクメイとミコチ 」にもう首ったけです。
こんにちわ!ルムです。
いやぁ、全然知らなくてずっと損をしてました。こちらのマンガは本当に素晴らしい。
今日ご紹介するマンガはこちら
「ハクメイとミコチ 」でございます。
ネタバレなしで記事を書いてますので、これから読む人も安心してご覧下さい。
「ハクメイとミコチ」あらすじ
背丈は9センチ。森の奥で暮らす彼女たちは、とっても小さいのです。
ハクメイとミコチ。緑深き森で暮らしている、小さなふたりの女の子。木の洞(うろ)に家を造ったり、葉っぱを傘にしたり、昆虫や鳥の背に乗ったり……身長9センチメートルなら、そんな事も出来るのです。
そーっと覗いてみませんか? 穏やかで愉快で、とびきり愛らしいその生活を。漫画誌フェローズを沸かせる新鋭・樫木祐人のデビュー作。キュートな登場人物たちが繰り広げる森の日常劇、待望の第1巻!
引用 : Amazon
可愛い絵とは裏腹に心に刺さる「ハクメイとミコチ」
親指程度の大きさの女の子「ハクメイ」と「ミコチ」の日常を、ほんの少しのファンタジーと共に素晴らしい画力で綴っていく「ハクメイとミコチ」
このかわいい見た目に騙されてはいけません。ビームコミックスだけあって、内容はかなりフワッと柔らかい印象ですが、結構深いものが多くて「悩める大人」のみなさんの心にピントイントで刺さる事間違いなしです。
出てくるキャラクターも非常に個性豊かで、イタチや狼などの様々な動物たちと共に毎日を飲んで笑ってたまには泣いて、一生懸命暮らしていくその様子は本当に気持ちがほっこりと暖かくなります。
そして、意外にもこんな小さい二人とそれを取り巻く世界のみんなは「大のお酒好き」。このお酒っていうアイテムも本当に使い方が上手で、「あー、この空気感いいよなぁ」と、グルメマンガ並みに「飲みたいぃ」といういい空気を作っています。
基本的に一話完結型でライトに読み進められるのも魅力なのですが、一話終わる毎のコラム「足元の歩き方」がまた素敵。一話ごとの「アフターストーリー」や「モノローグ」などを細かく描いている「足元の歩き方」は読みとばすのが勿体ないほど秀逸です。
個人的には
- 3巻「第17話 休みの日」
- 3巻「第19話 笑顔の写真」
- 6巻「第38話 旅人の装い」
がマジでたまらなかった。特に「第38話 旅人の装い」の最後のページはもう泣いちゃいますよ。いやぁ。いい漫画だ。
アニメ「ハクメイとミコチ」もこれまた最高
なんと「ハクメイとミコチ」はアニメもやっていたんですね。全然知らなかった!しかも
こちらはマンガとはまた違う雰囲気で、第5話の「組合の現場 と 大岩と飼い石」はアニメ版の方が素敵だったり、原作とは違う楽しみや発見があって一気に見てしまいます。
エンディングは絶対に飛ばさない方がいいです。アニメ版もしっかりとエンディングにコラム「足元の歩き方」が挟んであるので、最初から最後までほっこり楽しめる仕組みなってるのでこちらも必見。エンディングのコラムで泣いちゃう回が多かったなぁ。
Amazon Primeで現在視聴が可能なので、登録している方は是非一度ご覧になってみてください。
「ハクメイとミコチ」まとめ
はい、今回の「ハクメイとミコチ」をまとめますと
- 可愛い見た目に嫌厭しないでまずは読んでみて!
- どのエピソードも「疲れた大人」の心にピンポイントで刺さりまくり
- 素晴らしい画力の描き込みでどっぷり世界観に浸れます
- お酒と人情の暖かさが胸に刺さって涙が「ピュッ」
こんな感じですね!
このアニメはしばらくループで流しちゃいそうだなぁ。
それでは!また!
あ、マンガファンの人は「ビベーラ」もぜひ試してみてね!