不能犯の宮月 新氏が仕掛ける、マンガ「シグナル100」の催眠デスゲームが予想外に面白かった
こんにちわ!ルムです。
今日は「なんか疲れてるし頭使わないマンガ読みたーい」と、「デスゲーム」で調べて出てきたこちらのマンガのご紹介!
「シグナル100」でございます!
ネタバレなしで記事を書いてますので、これから読む人も安心してご覧下さい。
マンガ「シグナル100」あらすじ
歩く、食べる、笑う、泣く。そんな、当たり前の「自由」が「死」につながる…
100の「自殺暗示催眠」を掛けられた高校生たちの、絶望デスゲームが始まる!!!!
引用 : Amazon
「シグナル100」の鬼ルール【普通の行動で一発即死!】
ストーリーを乱暴にいうと
「学級崩壊したクラスに虐められていた担任の先生が催眠術でみんなを懲らしめちゃうぞ!100パターンNGアクション決めたから、行動する時は気をつけてね★」
っていう感じ。
さらに「自分以外のクラスメート全員死んだら催眠が解ける」という鬼設定まで付いています。
NGの行動っていうのも「つまずいて転ぶ」とか「振り向く」など、本当に普通のモノばかりの100個なので生徒諸君はもう大パニック。といっても、基本的に生徒諸君は主人公以外ムカつくヤツしかいないので、そんなに不安なハラハラドキドキはありません。
どっちかと言うと「担任の先生」視点でストーリーを追うのが多く、「あーコイツマジムカつくな!いつ死ぬのこいつ?!」と何回呟いたことか。
担任の先生のアプローチも今までのデスゲームものとちょっと違っていて、この辺の工夫は非常にGOODでございます。「あらら、これどうすんの?」的な絶望感が良い感じ。
「シグナル100」の原作はあの「不能犯」の宮月新氏!
Amazon シグナル100 3 (ヤングアニマルコミックス)
そして後で気がついたのですが、なんと原作はあの「不能犯」の原作を手がけている宮月 新氏!
最終巻のあとがきにも書いてあるのですが、どうやら宮月 新氏は1話の時点で、この「シグナル100」の展開は何も考えていなかったらしいのですが、それにしてはその辺の「フクセンガーフクセンガー!」マンガよりよっぽど伏線も回収してます。
トリックやモチーフの見せ方などから、映画「SAW」がすごく好きなんだろうなーと言う印象がすごく強くて、メインのデスゲームもSAWよろしく「人間同士の駆け引き」になっているので、デスゲームファンはガッカリする事はないんじゃないかと思います。
というか、初代映画「SAW」以降のシリーズ版も好きな人は絶対好きだと思う。
あの感じが好きなら「シグナル100」は十二分に楽しめます。
(SAWの初代はちょっと別格すぎるよね)
用意周到にあらゆる逃げ道を絶って生徒を追い込みまくる担任教師は、マジでジグソーそのものだし、「デスゲームのオチ」と「エンディング」もSAWシリーズのファンにはたまらないモノになっています。
正直、デスゲームものは一切期待しないで読むことにしてるのですが、久し振りに良作に出会えました。
マンガ「シグナル100」まとめ
Amazon シグナル100 4 (ヤングアニマルコミックス)
今回の「シグナル100」をまとめますと
- 映画「SAW」シリーズのファンにはかなりオススメ
- 出てくる生徒が基本的に全員ムカつく
- 不能犯の宮月新氏のさすがの「オチ」と「エンディング」
こんな感じですかね。
いやぁ。風邪ひいたけどこう言うマンガのことはドンドン書けるなぁ。
好きなことの「頭を小難しく使わない」ヤツもやっぱり大事だなぁ。
それでは!また!
あ、マンガファンの人は「ビベーラ」もぜひ試してみてね!